ベランダは必要?ないと後悔する?バルコニーを造るメリット&デメリット

一人がけのベンチが置いてある明るいベランダ

注文住宅を検討する中でも悩ましいのは、ベランダ(バルコニー)の設置の有無ではないでしょうか。

お日様の下で洗濯物を干したり、家庭菜園をしたり、BBQや子どもの遊び場としても使えるスペースは憧れますよね。

ですが実際に設置をしてみると、使わないことや手入れが行き届かないといった声もあります。

そこで今回は、ベランダ(バルコニー)を造るメリットとデメリットについて解説します。

これから注文住宅を検討するご家庭は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ベランダ(バルコニー)は必要?いらない?

ベランダやバルコニーの必要性については、利用目的が明確であるかどうかがポイントです。

例えば、敷地が狭いケースだと、外に物干し竿を設置するのは難しいでしょう。

さらに、室内の物干しスペースも限られているなら、ベランダ(バルコニー)の設置は必要になります。

しかし、近年ではドラム式洗濯乾燥機やガス乾燥機、インナーバルコニーといった家電や設備が増えてきています。そのような家事スタイルの方であれば、設置は不要でしょう。

このように、ベランダ(バルコニー)の利用目的をはっきりさせることで、必要・不要の判断ができます。

ベランダ(バルコニー)を造るメリット

つづいて、ベランダ(バルコニー)を造るメリットを3つ挙げます。

布団や毛布の物干しが楽になる

外に干されているカラフルな洗濯物

普段の洗濯物であれば乾燥機や部屋干しで対応できますが、毛布や布団は外に干したい方が多いと思います。

ベランダ(バルコニー)なら、大きいものであっても楽に干せます。

家族のリラックススペースができる

空を見上げる4人家族
ガーデニングや家庭菜園、BBQにプール遊びなど、家族のリラックススペースとして楽しめます。

ちょっと一息つきたいときにも、気軽に外の空気が吸えるのはベランダならではと言えるでしょう。

日よけ・雨よけになる

長靴と雨ガッパを着た女の子と犬

直射日光や雨音の遮断はもちろんのこと、雨粒が窓に降りこみづらくなります。

代替としてシェードを用いる場合であっても、耐久性でみるとベランダにはかないません。

2階部分のエアコンの室外機が設置できる

2階の子ども部屋や寝室にエアコンを設置する際に、1階まで管を通して室外機を設置したり、壁に設置したりするのは外観的に避けたい方もいるでしょう。

ベランダ(バルコニー)に室外機を置けるので、見た目の美しさも損ねません。

ベランダ(バルコニー)を造るデメリット

家の設計図とおもちゃの模型

ベランダ(バルコニー)には、メリットだけでなく、もちろんデメリットも存在します。

両方を理解したうえで判断しましょう。

定期的な管理が必要になる

屋外にあるベランダには、埃や汚れ、枯れ葉などが侵入してきます。

掃き掃除やブラシ掛けなど、定期的な手入れをしていないと、排水口の詰まりの原因となり予期せぬ出費が発生してしまうことも。

清潔さと美しさを保つためにも、定期的な管理が必要です。

防犯面での不安がある

曇りガラスの向こう側に怪しい影が立っている

プライバシー配慮のために中が見えづらくなっているベランダ(バルコニー)では、空き巣が侵入する不安があります。

特に家の前に塀や植栽、電柱があれば、その位置関係にも留意しなければなりません。

防犯対策として、人感センサーライトや、防犯ガラス窓を設置する必要もあります。

建築費用のコストが上がる

黒い豚の貯金箱から流れ出る小銭と一枚貯金箱に入れる手

ベランダと、それに伴う防犯設備の設置、また防水トップコートの塗り替えと、維持費も掛かります。

利用頻度や使用目的を考え、それらのコストに見合うかを慎重に検討するのが大切です。

ベランダ(バルコニー)の失敗&後悔事例

頭を抱える子猫

実際にベランダ(バルコニー)を設置して、失敗した事例を紹介します。

利用することがほとんどない

利用するつもりで設置をしたのに、結局使わずじまいなのが最も多い後悔事例です。

共働き家庭の増加で、乾燥機を導入したり、ガーデニングやBBQをしたりする時間の余裕がないといった時代背景があります。

奥行が狭くてうまく活用できない

モノクロで撮影されたせまい路地

ベランダ(バルコニー)の標準仕様の奥行は、約90cm。

壁の厚みを含めると、実際にはもっと狭く感じます。

設計の時点で使用用途や、奥行の体感をしていないと、せっかくのスペースであっても窮屈で活用できません。

ベランダ(バルコニー)なしの間取りが向く方

手持ち扇風機を持って涼んでいる女性

最後に、ベランダ(バルコニー)なしの間取りが向いている方をまとめました。

 

  • 敷地が広く外の空間を活用できる環境が整っている
  • 乾燥機やサンルームを設置予定である
  • 治安の問題などで防犯面に不安がある

 

建築費用や維持費のコストダウンにもつながるので、上記で当てはまる点がある方は、ベランダ(バルコニー)の設置をしなくても良さそうです。

注文住宅のベランダ(バルコニー)について

ミニチュア模型の二世帯家族

注文住宅でベランダ(バルコニー)を設置すべきかどうか、メリット・デメリットと併せて解説しました。

家族構成や家事動線、休日での過ごし方などを想像して「ベランダ(バルコニー)がなくても問題ないか」と考えてみてください。

ライフスタイルの変化が訪れても対応できる家づくりで、家族の安心と快適な暮らしを手に入れましょう。

 

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太田 貴也▶ twitter▶ Instagram