建物とインテリアと住み手。それぞれが理想的に調和する住まい


M様邸の画像をすべて見る(別ウインドウでピンタレストが開きます)
2020年3月に家を建築されたお施主様にインタビュー。

山京建設で家を建てたリアルな感想を、今回も一切NGなしでお答えいただきました!

“住まい方”にこだわった妥協のない家づくり。

 
ご夫婦とお子様、3人暮らしのM様ご家族。

高低差のある一見難しそうな土地に建てたお住まいですが、空間に十分な余白を持たせ、不便さを一切感じさせない家づくりを実現している点は脱帽です。

奥様は、インテリア情報や家づくりのアイデアをInstagram(インスタグラム)で日々発信しているだけに、家の各所に吸引力ある照明やインテリアが・・・

品とやすらぎのあるナチュラルシックなM様邸の家づくりを、苦労話なども混ぜながらたっぷりとご紹介いたします!


・お施主様:M様
・家族構成:ご夫婦+お子様1人(3人家族)

※別ウインドウ(Pinterest/ピンタレスト)が開きます。


「毎日使うんだからキッチンは妥協しない方がいいよ」

 

山京インタビューアイコン

玄関を入った瞬間、オシャレなインテリアがめを引きますが、これはどなたが選ばれたんですか?

お施主様(奥様)
照明器具や壁紙はほとんど私が選びました。海外から輸入した照明も多いんですが、中にはすぐ売り切れになってしまう商品もあったので、購入するときはかなり頑張りました(笑)。

あと、キッチンも私がほとんど決めたんです。

 
もともと、キッチンとダイニングテーブルを横並びにしたいっていう希望があったんです。

ただ予算のこともあって、ペニンシュラキッチン(キッチンのどちらかが壁に接している対面型キッチン)かなぁ・・・と思っていたんです。

でも夫が「毎日使うんだからキッチンは妥協しない方がいいよ」と言ってくれたので、思い切ってアイランドキッチン(キッチンが壁に接していない独立したキッチン)に決めました。

おかげさまで、すごく便利に使えています!

 

山京インタビューアイコン

真鍮のペンダントライトやトグルスイッチ(つまみ状の操作レバーが付いた照明スイッチ)・・・とにかくひとつひとつ凝っていますよね!さすがです!!

お施主様(奥様)
ダイニングテーブル横にあるパソコンコーナーにつけてもらったスイッチも、イギリス直輸入なんですけど・・・

山京建設さんに設置してもらうとき、ちょっと苦労されたみたいです(笑)。

 

山京インタビューアイコン

そうだったんですね、申し訳ありませんっ!ちなみに、ご主人は家づくりでどんなところにこだわられたんでしょうか?

広々。ひろびろ。心地良い家族空間

お施主様(ご主人)
とにかくゆったりとしたLDKにしたかったんです。

子どもが走り回れるような広々とした空間で、天井も高くて、大開口窓で明るい日差しが降り注いで・・・そんな家族の空間を実現したいと思っていました。

 
実際、子どもが毎日のように走り回ってますよ。だから今は、リビングにソファと照明だけ。最低限のものしか置かないでいるんです。

LDKに関して、希望を叶えてもらえて本当に満足しています!

ちなみにこのソファは、この家に引っ越してくる前の家から持ってきたものなんです。前の家には大きすぎたんですが、新居に引っ越したあとも長く使える良いものを買いたいと思って選びました。

山京インタビューアイコン

そうだったんですね!このソファ、広いリビングにすごくちょうど良いサイズです!リビングからフラットにつながる和室もまた素敵ですね。

お施主様(ご主人)
この和室は、私が「どうしても作りたい」と主張しました。

 
もう少し広くしたいという想いもありましたが・・・結果的にこの広さになったものの、和室があるだけで満足ですね。

将来的には、和室の地窓(床に近い低い位置に設けた窓)から見える庭に日本庭園を造りたいなぁと思っています。

反対側の広い庭は、自分で芝生を植えました。敷いてある砂利も全部自分で運んだんですが、さすがにこれはしんどかったです・・・なにしろ1袋10㎏を150袋、合計1.5トンですからね。

 
 

山京インタビューアイコン

1.5トン!!単位がすごすぎます!!最初に見たとき、芝生も砂利もキレイにされているなーって感心しました。

お施主様
外構に関しては、まだまだこれからやりたいことがたくさんあるので楽しみです!

玄関も細かくこだわらせてもらったんですよ。特に使い勝手の良さをメインに考えましたね。

例えば玄関入ってすぐのところにある洗面所はあるとすごく便利なのでおすすめです。小さい子どもがいるご家庭なら、絶対に入れて損はないと思います!

 
シューズインクローゼットも、たっぷり広さを取ってもらってるんです。

靴だけじゃなくてベビーカーやゴルフ道具を入れておけるので、来客があったときも玄関がスッキリして良いですね。ちなみにこの壁紙も輸入壁紙なんですが、寝室のアクセントクロスと色違いにしています。

 
 

山京インタビューアイコン

シューズインクローゼットと寝室の壁紙が色違いとは・・・また上級テクニックですね!寝室も拝見しましたが、高級感とやすらぎを兼ね備えている素敵な空間でしたね。

お施主様
どうしてもスペースに限りがあるので、寝室は寝るだけの場所にして余計なものを置かず、そのぶん収納を大きく取りました。

気持ち良く眠れて、それでいてラグジュアリーな感じにしたいと思ったんです。

アクセントクロス(壁の一部に目を引く壁紙を張ること)は、シューズインクローゼットの壁紙と色違いなんですが、寝室なので落ち着きのある色合いを選んでいます。

アシンメトリーに設置したウォールライトは、お互い枕元で操作できるようにしてあって、ちょっと手元だけ照らしたいというときに便利です。この照明のスイッチの色(ブラック)は、伊藤(山京建設 現場監督)さんに提案していただいたんですよ。

 

モデルハウス巡りの日々。家づくりの第一歩

山京インタビューアイコン

では、ここからはM様ご一家の、家づくりのきっかけなどを教えていただきたいと思います。最初に家を建てようと思ったのは、どんなきっかけがあったのでしょうか?

お施主様
もともと、夫婦の意見として「新築の一戸建てが欲しい」というのはまとまっていました。お互いに実家が戸建てだったことも大きいと思いますね。

それで最初は建売住宅を見ていたんです。このエリアの住宅展示場は、ほとんど全部回ったんじゃないでしょうか。

全部で30戸くらいは見て回ったと思います。

でも・・・どれを見てもしっくりこなかったんですよね。立地や間取り、家の機能など、何かしら妥協点が出てくるんですよ。

あまりにたくさんの家を見過ぎてしまって、途中でなんて言うか・・・迷走期間に入ってしまって。だから、ムリに焦って家を建てるのはやめておこうと思うようになりました。

山京インタビューアイコン

30戸!モデルハウスって、ひとつ見るだけでも相当なパワーが要りますよね?それを30戸も!それは、すごいです!!だけど、家は大きな買い物ですから焦って建てるのはちょっとリスクがありますよね。後悔することになるかもしれませんし。

大手のハウスメーカーさんをほぼ見尽くしてしまったところで、ちょっと工務店も見てみようかな、と思ったんです。工務店は山京建設さんも含めて4~5社ほど見ました。

間取りに関していろいろな要望はあったんですが、それ以前に、機能性の高さも絶対条件だったんです。

わがままかもしれませんが、「外壁をタイル仕様にしたい」「木造住宅」「全館空調」「高気密・高断熱」「選べる住設や内装の幅が広い」というのがあって、このやりたいことができる工務店が、山京建設さんともう一社だったんです。

 
別の工務店も正直すごく良かったんですが、この高低差のある土地に希望通りの家を建てることはできないということで・・・やりたいことと予算とを比較検討した結果、山京建設さんにお願いすることにしました。

ただ、山京さんに依頼すると決めてからがまた大変で・・・。

山京インタビューアイコン

家づくりは多かれ少なかれ、苦労はつきものですよね。どんなことが大変だったんですか?

お施主様
あれだけ住宅展示場でモデルハウスを見ていたんだから、もう少し家づくりのイメージが固まっていても良かったと思うんですが、間取りを決めるまでなかなかスムーズに行かなかったんです。

見てわかるように、かなり高低差がある土地なので、そこに自分たちの希望通りの家を建てるというのも大変でした。

結局、納得できる間取りを作っていただくまでに、3ヶ月ほどかかってしまいました。

 

山京インタビューアイコン

こだわりが強い方ほど、間取りは悩まれる傾向なんですよね。ですが、納得できる間取りができたということで良かったです!ちなみに、家の機能性にこだわられたということですが、前の家は機能面であまり良くなかったということですか?

お施主様
そうなんです。

まさに「夏暑くて冬寒い」というような家で、外気の影響をもろに受けてしまうような状態でした。全然、快適じゃなかったですね。

山京インタビューアイコン

なるほど。だから「全館空調(大型の空調設備を設置することで、住まい全体の空調を一括管理できるシステム)」や「高気密・高断熱」を重視されたんですね。実際に山京建設の家に住んでみて、どうですか?

家中どこでも快適。改めて感じる居心地の良さ

お施主様
文句なしです!すごく快適で、ストレスがないですね。

もうこの快適な暮らしが当たり前になってしまって、たまに実家に帰ると部屋の中の温度差が大きすぎて、ちょっと違和感を覚えるくらいです。

母が家に遊びに来たときも、「どこに行っても快適」と言っていました(笑)。

2階の、吹き抜けで1階とつながっている部分に、29畳用のエアコンを一基設置しているんですが、基本的にそれだけで家全体が快適な温度に保てますね。

 

山京インタビューアイコン

快適に生活できていると聞いて、私たちもすごく嬉しいです!ところで、聞きにくいのですが、山京建設のダメ出し・・・していただけますか?NG一切なしのインタビューなので、なんでもご指摘ください。

お施主様
ダメ出しですか(笑)。

そうですね・・・ちょっとしたお互いの話の行き違いや、うっかりミスはありましたね。

キッチンの天井に取り付けてもらう予定だったルーバーを忘れていたり・・・。

確かに、家づくりって決めることが多すぎますし、こちらも打合せのときにあれこれ話してしまうので、それを毎回完璧に図面に反映していただくというのは難しいかもしれませんよね。

私たちも、できるだけわかりやすくお伝えするようにしたり、決めたことは早め早めに連絡したり、それと毎回、図面や仕様書などを紙でいただいて自宅でしっかり確認するようにして、なるべくスムーズに進められるようにしていました。

山京インタビューアイコン

なんだか申し訳ありません。いただいたご指摘、しっかり反省いたします。

お施主様
でも、家を建てたあとはまったく何も気にならないです!家も大満足しています!

山京建設さんは、どのスタッフさんもメリットとデメリットをはっきりと教えてくれるので、その点は助かりました。

それに、ただNGを出すのではなく、別のアイデアを提案してくれるのがすごいと思います。

例えば、リビングを高天井(天井を高くして開放的な印象にすること)にしたかったんですが、予算や間取りの関係で結局やめることにしたんです。

でも代替案として、吹き抜けにして高いところを造ってコントラストをつければ、開放感が演出できると提案してくださいました。

それでこの吹き抜けのリビングにしたんですが、結果的にとても気に入っています。

山京インタビューアイコン

ご家族が一番長い時間を過ごされるLDKなので、気に入っていただけて本当に嬉しいです。

お施主様
予算や建築の基準の関係で3階を造ることができなかったんですが、ロフトなら・・・と提案してもらったので、広めのロフトスペースも造ってもらいました。8畳の広さがあるので、収納スペースとしてだけでなく、遊んだり読書したりもできるんです。

ちょっとした秘密基地みたいで、これも大満足ですね。

 
こういったスペースがあるとないとでは、家の収納力も違ってきますから。階段下収納なんかも広めに取ってもらっているので助かりました。

すごく快適に暮らせる居心地の良い家を建ててもらったので、これからは家具をもう少し増やしたり、庭に樹木を植えたりしていきたいと思います!

山京インタビューアイコン

そう言っていただけて嬉しいです!山京建設の家に、ご家族こだわりのインテリアや照明を設置していただき、私たちもとてもうれしい気持ちです。今後もアフターサービスなどがありますし、引き続きよろしくお願いいたします!

インタビューを終えて

もともとインテリアや家づくりに明るい奥様、そして、機能性の高さと家族団欒スペースの広さにこだわる、ご家族想いのご主人がカタチにした新居。

強烈な個性炸裂・・・というわけではありませんが、随所に散らばるセンスの高さと、とにかく一年を通して快適な居住空間は、まさに“憧れの家のカタチ”です。

 
デメリットになりかねない高低差のある土地も、それを十分に活用しマイナス面を一切感じさせないのも魅力。

端正で美しい様だけでなく、機能面や使い勝手の良さも持ち合わせた、唯一無二の住まいだと感じました。

もちろんこれからも、山京建設が住まいをサポートさせていただきます。家のお悩みはどんなことでもぜひご相談ください。

 
 
 
奥様の家づくりInstagram(インスタグラム)
▶ Instagram


M様邸の画像をすべて見る(別ウインドウでピンタレストが開きます)