もともと東京都にお住まいだったM様ご家族ですが、ゆったりと心豊かに住まえる郊外の贅沢な土地に暮らしを移しました。
今のご家族に寄り添った快適な家。デザイン性も抜かりなく、ホテルライクな一面と明るく朗らかな一面を兼ね備える優れたお住まい。
ご家族が大きな熱量をもって取り組まれた家づくり・・・ちょっと揉めたシーンもあり？な、楽しくてためになる体験談、ぜひ最後までご覧ください！
もくじ
心豊かにゆったり過ごせる家に
5畳ほどの広い玄関、25畳近いLDK、奥行きあるアイランドキッチン、ワイドな窓から自然あふれる景色が楽しめるバスルーム、10畳に届くほどのワイドなバルコニー・・・。
どこに目をやっても贅沢で端正なM様の新居は、引っ越されて1年が経っても美しいままご家族の生活を守っていました。
東京都にお住まいだったため、打ち合わせも計画的に。月1回のペースで、長い時は朝8時頃から夕方5時まで・・・当時を思い出して「仕事のようでした（笑）」と笑顔で話されるご家族の様子が印象に残っています。
そんなご遠方からの家づくり、今回もNG一切なしでご紹介いたします！
・お施主様：M様
・家族構成：ご夫婦＋お嬢様（3人家族）
室温が一定で暮らしやすい
引っ越しされて約1年が経過しましたが、生活はどうですか？快適でしょうか？
お施主様（お父様）
本当に快適です。
とにかく暑くないし寒くない。室温が一定で暮らしやすいですね。
前の家は、冬、寒くて布団から出るのが嫌でしたが、こちらの家では全くそういったことがない。優れた断熱材や換気システムを導入すると、こんなに生活が快適になるんだと驚いています。
全国的な電気料金値上がりのタイミングと重なっているので正確な数字はわかりませんが、電気料金の負担も軽くなったように思います。
お施主様（お母様）
以前の住まいも一戸建てだったのですが、バスルームや洗濯のスペースが1階、リビングが2階で洗濯を干すスペースが3階、という間取りだったため上下の動きが大変だったんです。
今は1階に水回りやLDK、洗濯を干すスペースが全てひとまとまりになっているので、とにかく動線が快適！
洗面・脱衣スペースに「ホスクリーン（可動式室内物干し）」を設置してもらい、雨天の日や夜間は室内に洗濯物を干せるようにしてもらったのですが、これも凄く便利です。
お施主様（お嬢様）
玄関入ってすぐのパントリーもかなり便利です。
買い物から帰ってきたらそのままパントリーに荷物を。玄関からもキッチンからもパントリーへの動線が確保されているこの間取りはおすすめです。
私たちが要望を言うと、すぐさま“池田先生（池田／山京建設 設計士）”が図面を描き直してくれるんですよ。
嫌な顔ひとつしないですぐ対応してくれるし、その間取り図も上手なんです！
お施主様（お母様）
“池田先生（設計士）”は、とにかく提案力がある。
LDKに間柱を入れたくないとお願いしたら、大きな梁を入れることで、間柱の入らない大空間を実現してくれました。
「こうすると坪単価が減らせます」「これなら動線が良くなります」といった提案をどんどんしてくれるので、「もう池田先生にお任せします！」という感じ。
本当に助かりました！
そう言っていただけて良かったです！そもそも家を新しく建てるきっかけはどんなことだったのでしょうか？
お施主様（お母様）
以前住んでいた家の隣に13階建てマンションが建設されることになったんです。
高さのあるマンションが隣に・・・というのは生活環境も変わると思うんですよね。
加えて新型コロナウイルスの影響でリモートワークがメインに。もう東京に住んでいる必要がないんじゃないか？と思ったんです。
私たちはあと数年で60歳を迎えるのですが、年齢的にこのままずっと東京で暮らすのも辛いな・・・という気持ちもありましたね。
お施主様（お父様）
土地探しについては、幅広いエリアを候補にしてスタートしました。
湘南や平塚、玉川学園、鎌倉、逗子・・・ただ逗子まで行くと、さすがにちょっと遠かったですね（笑）。
リモートワークメインだけど東京にも行きやすい場所、という条件で幅広く探して3ヶ月ほどでこの土地を見つけました。
3ヶ月と言っても、毎週のように土地探しをしていたので、なかなかハードでしたね。
人間も愛犬も暮らしやすい家に
毎週土地を探されたというのは大変でしたね。ちなみに山京建設以外に他の工務店・ハウスメーカーを比較検討されましたか？
お施主様（お母様）
大手ハウスメーカーにも見積りを取りましたが、そもそも担当していた営業さんと合わなかったんですよ。
あまりコミュニケーションができない印象で、間取りもイマイチでしたし、そもそも自由度が低くて提案もそれほどしてくれませんでした。
そのうえ坪単価が高いので、長く話を聞いてもしょうがないかなと感じましたね。
一方、山京建設は最初からたくさんの提案をしてくれて好印象。坪単価も良心的で即決でした。
家を建てるにあたって、どんなご要望を出されましたか？
お施主様（お嬢様）
うちは大型犬（シャーロット／通称：ロティ）を飼っているので、愛犬も暮らしやすいと良いな、という思いはありました。
部屋を細分化せずに広いスペースを取りたいというのと、リビングと対面のアイランドキッチン、和室、インナーバルコニーもリクエストしました。
“池田先生（設計士）”に、間取り図を何度も何度も描いていただいて・・・部屋を大きくしたり小さくしたり（笑）。
最終的に最初の要望は全て叶いました！
お施主様（お母様）
それ以外にもかなり細かくお願いをしました。
リビングからテラスの段差もそのひとつ。
せっかく広いコンクリートテラスを造ってもらったので、テラスとLDKが繋がるような大開口の窓を入れてもらったんです。
通常だと雨水が入らないようにテラスを一段下げないといけないんですが、山京建設のこの仕様ならLDKとほぼ同じ高さでテラスを造ることができたんですよ。
M様の家の仕様だと、高気密なので床下の通気口を造る必要がないんですよ。だからほとんど段差のないテラスが実現できたんです。窓を開け放つと、リビングからテラスまでが繋がってかなり贅沢な広さになりますね！この間取りが完成するまで、どのくらい図面を直しましたか？
お施主様（お父様）
かなり描き直してもらいましたよ（笑）。
遠方だったこともあり打ち合わせは月1回で、そのぶん朝から夕方まで。途中でお昼休憩を取って、また山京建設に行って打ち合わせ・・・という感じ。
打ち合わせが終わるとヘトヘトでしたが、それでも楽しかったです！
図面も10回以上は描き直してもらって、結局最初の打ち合わせから家の引き渡しまで1年以上かかりましたね。
ショールームも1回行くだけでは足りず、同じ店舗に何度も足を運んだり・・・とにかくほぼ毎週ショールームに行っていました。
キッチン、照明、パウダールームなど、ほとんどすべての設備をショールームで確認して、決めていきました。
打ち合わせ中に喧嘩！？真剣だからこそ
1年以上とは、かなり頑張って打ち合わせされましたね！打ち合わせ自体はスムーズでしたか？迷われたりご家族の間で意見が対立したり、そういったことはなかったでしょうか？
お施主様（お父様）
打ち合わせ中に、妻と娘が喧嘩したことがありましたね。
私とロティは黙っている・・・というような状態（笑）。
篠原（山京建設 営業）さんや池田（設計士）さんも、ヒヤヒヤされたでしょうね。
お施主様（お嬢様）
突然母が、すごい色のクロスにしよう！って言い出すんですよ（笑）。それも一度や二度ではないんです。
カタログだと小さいサイズなので良さそうに見えるのかもしれませんが、壁一面その色にしたら他のクロスや設備と合わないよ！みたいなことが何度かあって。
和室のアクセントクロスも、最初「赤いクロスにしよう」って言い出したので・・・それも止めました。
母が使いたいと言ったクロスは見えない所、例えば収納の中やニッチの中に、あとは父と母の寝室に使ってもらって、見える所のクロスは全体の雰囲気と調和が取れる色を選びました。
「ニッチも入れられますよ」と聞くと、母がすぐに造りたいと言うんです。そんなにニッチばっかり造ったら、穴だらけの家になっちゃいますよね（笑）。
お施主様（お父様）
確かに、娘がいてくれて良かったですよ。
SNSでいろいろな事例を探して、参考にしてくれました。
打ち合わせで揉めることはありましたが（笑）、妻と娘で徹夜して家のことを考えてくれたので、すごく良い家になったと思います。
お施主様（お嬢様）
Instagram（インスタグラム）はかなり参考にしましたね。
家の内装や設備を見ていると、パーソナライズされてどんどん家に関連した情報が出てくるので、時間があれば眺めていました。
マグネットボードや黒板クロスもInstagramで見たものです。
ちなみに、どんな雰囲気を目指して家づくりをされたのでしょうか？
お施主様（お母様）
「ホテルライク」というのは常に頭にありました。
間接照明を多めに入れてもらって柔らかい明るさを演出したり、2階のインナーバルコニーを広めにしてソファーが置けるようにしたり。
洗面・脱衣所もホテルのイメージで広めに取って、2ボウル洗面にしています。
外観も内装も、しっかり「ホテルライク」ですよね。きちんと考えて間接照明を入れられているので、空間に奥行きが生まれて柔らかなニュアンスが出ています！ちなみに諦めたものはあるのでしょうか？
お施主様（お母様）
掘り炬燵（ほりごたつ）と肩湯は諦めました（笑）。
“池田先生（設計士）”がせっかく血の滲むような想いでコストを下げてくれたのに、こちらがすぐ「〇〇もしたい！」「〇〇もやりたい！」とどんどん追加しちゃって。
せっかくの注文住宅ですから、妥協せず「やっちゃえ！」って。
篠原（営業）さんが「こんなに追加して予算は大丈夫ですか？」って心配されてました。
お施主様（お嬢様）
でも本当に山京建設で家を造って良かった。
玄関の高さのある勾配天井は“池田先生（設計士）”の提案だし、外壁も最初はサイディングボードにしようと思っていたのですが、篠原（営業）さん一押しの外壁を紹介してくれて、最終的にはお勧めの外壁に。
遮音＆遮熱性が優れているので静かだし快適だし。勧めてくれてありがたかったです。
私の部屋の天井設置プロジェクターも、設置位置を迷っていたらレールを入れてくれて・・・とにかく細かい部分であっても手を抜かずにきちんと提案してくれるんですよね。
ちなみにプロジェクターの投影部のクロスは、プロジェクター用壁紙に。投影部と被らないよう考えて照明スイッチの場所も決めてもらいました。
お施主様（お母様）
バスルームに収納を造りたかったのですが、反対側の部屋にも収納が欲しいと言ったら、空間を半分に仕切ってくれて、こっちにも向こうにも収納を造ってくれたんです。
それと私たちの部屋に置いたベッドのヘッドボード部分を間接照明にしたいと言ったら、石井（山京建設 現場監督）さんが手造りしてくれたんですよ。
こういう風に、お願いするとどうにかして叶えようと頑張ってくれるのも山京建設の良さですね。
寝室にも大きな窓を設けてもらって木々が見えるように。室内に居ても、まるで自然に触れているような感覚があってとても気持ちが良いです！
愛犬の生活も配慮した家づくり
愛犬の暮らしを考えて取り入れた設備はありますか？
お施主様（お父様）
玄関先のシャワーはお湯が出るようにしました。
これがあるのとないのとでは、利便性が全然違いますね。遊んで泥だらけになったロティをバスルームで洗うのも大変ですから。
あとは階段下を犬用スペースに。
段差の小さい階段も検討したのですが、間取り的にどうしても長さが取れなくて断念しました。結果的に今の段差でも問題なくロティが上り下りできたので良かったですけどね。
お施主様（お母様）
夜、ロティは私たちの寝室で寝るので、寝室にロティ用の小窓を造ってもらっています。
外は公園なんですが、ときどき小窓から覗いてパトロールしています（笑）。
床をペット用のクッション材にしようかとも思ったのですが、標準仕様でこの良い床材が選べたので、こちらを選びました。
ただ床コーティング剤は塗ってもらっています。テカテカになったら嫌だなと思っていたのですが、落ち着いたマットな仕上がりになったので良かったですね。
家に居ながら自然を感じる
「ホテルライク」をイメージして家づくりをされたということですが、バスルームもかなり贅沢でホテル感ありますよね！
お施主様（お父様）
この土地、裏が木々の多い公園なので、池田（設計士）さんがバスルームに窓を造って、自然の風景が見えるようにしてくれたんです。
この「ピクチャーウインドウ（外の景色を絵画のように窓枠で切り取った窓）」は特に朝が最高！
バスルームに居ながら自然を感じられて、本当に窓を造ってもらって良かったです。
和室にも窓を設けていますが、家に居ながら自然を感じられますし、ロティが時々外を覗いたり・・・窓を多めにしたのも正解でした。
外気に左右されず、一年中キレイな空気を取り入れてくれる優れた換気システムを入れています。
家のあちこちに給気口が設置されていて、バスルーム下にも換気システムのための点検口があるのですが、花粉症の症状も出ないんですよ。
高気密・高断熱で快適ですし、家の性能が上がるだけでこんなに快適になるということに、素直に驚いていますね。
新居に越して1年ほどですが、「こうすれば良かった」と後悔することは一度もありませんし、他の家を見ても「我が家が一番！」と思いますね。
本当に本当に大満足！山京建設にお願いして良かったなと思っています。
こだわりにこだわって、1年以上の時間をかけて完成させたお住まい。1年暮らされても「後悔はない」と言っていただけたこと、私たちも心から嬉しく感じます。これからもお住まいのことならいつでも山京建設にご相談くださいね。貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました！
インタビューを終えて
ご家族3人で臨んだ家づくり。
たっぷりと広さのある土地、そして隣接する自然を十二分に活かした、ゆったり居心地の良いお住まいは、きちんと家づくりに向き合い、手を抜かず試行錯誤した賜物だと思います。
降り注ぐ柔らかな光と、大開口窓から入る心地良い風が感じられるリビング・・・まさにこの上ない贅沢な空間でした。
玄関、LDK、脱衣・洗面所、インナーバルコニー、コンクリートテラス、庭・・・大胆にスペースを取り、クロスや照明を上手に選択して空間デザインしたお住まいは、デザイン性の高さはもちろん、快適さも追求した「無敵の家」そのもの。
複数の窓を適所に設け、季節の移ろいが感じられる情緒的なお住まいであるという点も印象的でした。
いただいたご縁を大切に、これからも住まいに関することを全力サポートさせていただきますので、どうぞ末永くお付き合いください。
優しく端麗な住まい。直感に忠実に、真っ直ぐ走り抜けた家づくり（インタビュー）
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