注文住宅(新築)の壁紙・クロスの選び方!失敗&後悔しないポイントを解説!

新築 キッチン周り

注文住宅を建てる際、「壁紙の色が気に入らなかったらどうしよう・・・」「同じようなカラーが多くて何を基準に選んだらいいかわからない・・・」と悩まれる方は意外と大勢いらっしゃいます。

事実、壁紙選びは正解がないということもあり、選び方がよくわからないという方は多いのではないでしょうか。

注文住宅の壁紙は耐火、耐水などの機能性をもった壁紙や、シンプルな壁紙、おしゃれな柄物などさまざまな壁紙があるんです。

この記事では、壁紙選びで失敗&後悔しない選び方を4つおさえ、最後に選ぶうえでの注意点をご紹介します。

注文住宅の壁紙の失敗&後悔しない選び方

家の模型と設計図

注文住宅で失敗したり後悔したりしないためには、部屋のイメージや用途にぴったりな壁紙を見つけることが大切です。

壁紙にも、カラーや機能面などさまざまな種類があるため、適当に選んでしまうと後悔する原因になってしまうでしょう。

ではどんな視点で壁紙を選んだら良いか、順番にご紹介したいと思います。

理想の部屋の雰囲気をイメージする

 

部屋のイメージが決まっていないと、インテリアや床材に合うピッタリの壁紙が決まりませんよね。

まずは部屋ごとに、主にどのようにして過ごすのか、部屋の用途と一緒に理想の雰囲気を想像します。

リビングなど家族でくつろぎたい部屋なら落ち着いたカラーの壁紙、書斎など集中したい部屋ならスタイリッシュな壁紙、家族それぞれの自室なら個性的な壁紙・・・など、ライフスタイルをイメージしながら選びましょう。

またナチュラルなインテリアを設置するのであれば、グリーンやベージュといったカラー。モダンイメージにしたい部屋ならグレーや白などモノトーンがおすすめです。

雑誌やインターネットで参考になる画像をいくつも探してみると、より壁紙選びが楽になるはず。

特に玄関や廊下などは来客の人の目に触れるところなので、家の顔として個性を出すのも良いかもしれません。

家具・床・ドアとの色調バランスを見る

 

理想の部屋の雰囲気をイメージしたら、家具、床、ドアとより合いそうな色の壁紙を探します。

壁紙単体で選んでしまうと、他の家具や床、ドアなどと調和せず、全体的に見た時、どうしても統一感のない部屋になってしまいます。

全体の色は1部屋あたり3色までに絞るとバランスが取りやすくなり、逆に4色以上にすると個性的な印象になってきますが、難易度も高くなります。

ですから、例えばナチュラルな印象の部屋を目指す場合、ホワイト・ベージュ・グリーンというように3色を決めておくとよいでしょう。

色を決めたら、下記のようにカラーの薄い順から割合を決めていくと、よりバランスの取れたインテリアコーディネートが叶います。
 

  • ホワイト(ベースカラー):7割
  • ベージュ:2割
  • グリーン(アクセントカラー):1割

 
このようなカラーの割合を意識して、壁紙、家具、床、ドアの色を決めていきましょう。

壁紙の機能性で選ぶ

壁 水滴

せっかくの新居。壁紙もできる限り汚したくないですよね。

いくつか壁紙の候補が出てきたら、次は壁紙の機能性で選びます。

壁紙の機能性というと、例えば消臭、耐水、耐火、キズ・汚れ防止、ヒビ割れ防止、抗菌、坑アレルギーなどがあります。

特に湿気の多い地域なら、通気性の良い壁紙や、珪藻土壁紙などがおすすめ。

ニオイが付きやすいキッチンやトイレなら消臭効果や掃除のしやすさが特長の壁紙、キズが心配なお子様・ペットが過ごす部屋ならキズ・汚れ防止機能を持つ壁紙など、用途に合わせた高機能加工の壁紙を選びましょう。

サンプルは大きいもので確認

 

壁紙は、カタログやサンプル品で見る色と、実際に壁面に貼った壁紙とでは見え方や印象が異なります。

特に柄物の壁紙は、本で見た小さいものと、大きな面積に貼って遠くから見たときとでは感じ方が違ってくるもの。

壁面に貼られた壁紙のほうが薄く見えたり、明るく見えたりすることもあるので、必ず大きめのサンプルで色合いを確認しましょう。

メーカーのWebサイトでサンプル請求する場合は、最低でもA4サイズ以上のものを依頼すると良いですよ。

注文住宅の壁紙を選ぶ上での注意点

胸の前でバツをするエプロンの女性

壁紙というのは、毎日目に入るものですし、どうせならしっくりくるものを選びたいですよね。

壁紙選びで注意したいのが、無地ばかりになったり、柄や派手な色ばかりの壁紙になったりしないようにすることです。

無地は、シンプルで無難なのでインテリアが簡単です。しかし無地の壁紙ばかりにしてしまうと、奥行きのない単調な空間になってしまうことも。

逆に、柄や派手な色ばかりにすると、インテリアが難しくなるうえに飽きやすく、落ち着かない空間になりやすいのです。

壁紙は個性を出すところと、落ち着いた雰囲気にするところのメリハリをつけることが成功のポイント。

飽きが心配な方は、アクセントクロスなどを取り入れるのがおすすめです。

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アクセントクロスについては、下の記事でご紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!

 

まとめ

今回は、注文住宅の壁紙の選び方を4つのポイントに分けて解説しました。

壁紙は部屋ごとの雰囲気やインテリアをもとにイメージをまとめ、さらに用途に応じて機能性を考えましょう。

壁紙のカタログはとても種類が多いので、迷ってしまうこともあると思います。そんなときは最初に探しておいたイメージ画像を参考に決めていきましょう。

この記事で紹介した注文住宅の壁紙の選び方を参考に、ぜひピッタリのデザインを探してみてくださいね。

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せっかくの注文住宅。壁紙にもしっかりこだわって決めていただきたいと思います。迷ったときはぜひご相談ください!施工事例などもご紹介しながら、ご納得いただけるご提案をいたします!