扉ごとに違う景色が見えるワクワクの二世帯住宅・・・住み継ぐ、住まい


 

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今回、インタビューをさせていただいたのは、2021年11月に二世帯住宅を建築されたK様&I様ご家族。

世帯それぞれやりたいことが明確で、しっかりとした軸を持って臨まれた家づくりには、お施主様の熱い想いと家に対する愛がたくさん詰め込まれていました。

二世帯住宅と言えど、世帯それぞれ意思ある家づくりができるというのも注文住宅の魅力。

これから二世帯住宅を・・・という方必見の家づくりのお話、ぜひご覧ください。

 

 

各世帯のカラーが出せるのも注文住宅ならでは

並ぶ近隣の住宅と比較しても、圧倒的な大きさで目を惹くK様&I様邸。さすが二世帯住宅!というのが最初に抱いた印象でした。

K様&I様の二世帯住宅はいわゆる「完全独立タイプ」。各世帯の生活スペースをきちんと半分に分けた設計になっているので、K様世帯とI様世帯、それぞれしっかりと個性を発揮しておられました。

二世帯住宅と一口に言っても、それぞれ家づくりのきっかけやこだわりはさまざま。K様&I様はどんな家づくりをされたのでしょうか。


・お施主様:K様(親世帯)&I様(子世帯)
・家族構成:二世帯住宅(7人家族)

 

 


二世帯住宅の提案は子世帯から

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家を建てようと思われたきっかけを教えてください。二世帯住宅を建てるというのは、どなたから提案があったのですか?

お施主様(親世帯)

二世帯住宅は、娘(子世帯)からの提案でした。「二世帯住宅にしてサポートしてほしい」と(笑)。

そう言われたら断れない、悩む選択肢はない(笑)と、二世帯住宅の建築を承諾しました。

そこから土地を探し始めることになるんですが、孫たちの保育園を変えたくないと娘は言うし(笑)、こちらの通勤のこともありますから、どこでもいいというわけではなかったんですよね。

また二世帯住宅ですからある程度の広さは必要になります。

「コスト」「広さ」「場所」の条件で、インターネットで探してこの土地を見つけて目を付けていたんです。

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なるほど!ご自身で土地を見つけられたんですね!

お施主様

ただ、他にも未公開の良い情報があるかもしれないので一応不動産屋さんにも相談してみようと思い、話を聞きに行ったのですが・・・この土地より良い土地がなくて。

家を建てるにあたりこちらの条件はある程度決まっていましたから、自分たちの希望の家が建つのか?車3台が駐車できるか?そういった前提条件があったんです。

そういった考えから、最終的にはこの土地に目を付けていることを不動産屋さんに伝えて、紹介してもらうという流れで土地を決定しました。

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やはりご自身が目を付けた土地がベストだったというわけですね。土地が見つかったあと、どうやって山京建設にたどり着いたのでしょうか?すぐに山京建設に相談されたのですか?

お施主様

実は違うんですよ。

最初は山京建設さんとは別の複数の業者に相談しました。いくつかの業者から話を聞いて、実際に図面まで描いてもらったのは3社です。

ただ、自分たちの建てたい間取りの大枠は決まっていたので、どの図面もほぼ同じ。だいたい似ているんですよね。そうなるとどうしてもコストに目が行くわけです。

この時点では、住宅展示場を持っているような大手ハウスメーカーばかり見ていたので、山京建設さんのような地場の工務店は知りませんでした。

 

 

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ではどのタイミングで山京建設と接点があったのでしょうか?山京建設の決め手も教えていただけると嬉しいです。

お施主様

山京建設さんは、不動産屋さんの紹介でした。

何度か案内をいただいたので、話だけでも聞いてみようかなと思って行きました。

私たちが「こんな家にしたい」「間取りはこんな感じ」「左右2分割した二世帯住宅にしたい」と伝えると、その場で竹下(山京建設 設計士)さんが手描きでササっと図面を描いてくださったんですよ。

それも嬉しかったですし、聞いてみるとお値段もとっても良心的で。同じ家が建つなら少しでも低コストなほうがいいよね・・・ということで、もちろんすんなりとではありませんが、最終的には山京建設さんに決めました。

他にも山京建設さんは大工さんが下請けではなく、また支払い方法も柔軟に対応してくださったのでメリットは多かったですね。

お話を聞いてみると、標準仕様でも選択肢が幅広く、技術やノウハウもあると感じたので、安心して任せられると思いました。

 

 

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ありがとうございます!!注文住宅を建てるにあたって、どんな希望があったか教えていただけますか?絶対譲れないポイントなどありましたよね?

お施主様

まず長期優良住宅として家を建てること、世帯ごとに左右でしっかりと分けることと、車3台が停められる駐車場は大前提でした。

加えて建物を左右二つに分けるとコンパクトになるので、寝るところは寝るところ、生活するところは生活するところ、としっかり区別した間取りにしたいという要望がありましたね。

収納も多めにしてほしいとお願いしました。

 



 

限られた空間を賢く区切って・・・

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世帯ごとだと、それぞれどのような要望があったのでしょうか?

お施主様(親世帯)

リビングの小上がり(一角を一段高くして設けた和室)は希望しましたね。

先ほども話が出ましたが、二世帯住宅にすることでどうしてもスペースがコンパクトになるので、来客用の部屋を設けるのは難しかったんです。

 

 

でも小上がりにしておけば布団を敷いてここで寝てもらうこともできますし、リビングの床に布団を敷く・・・というのとはまた違いますからね。

それに畳のスペースはやっぱり落ち着きますし、ごろ寝もできます(笑)。

他にキッチンカウンターもこちらの希望ですね。リビングのスペースをあまり広く取れないので、ダイニングテーブルは置けません。夕食はローテーブルでいいのですが、スーツを着て朝食を食べる際はカウンターにしているんですよ。

 

 

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壁で部屋を区切らずとも、賢く上手にスペースを分けていらっしゃいますよね。では、I様(子世帯)はどんなこだわりがありましたか?

良好な動線で快適性を追求

お施主様(子世帯)

利便性を考慮して、バスルーム+脱衣所+洗濯機のスペースと、洗面所を分けています。

誰かが入浴しているとき、洗面所が使えないのは不便かなと思って。

それとバスルーム~脱衣所~キッチンが一続きの導線にしてもらいました。何度も向きや位置を調整してもらって理想の間取りに。

お風呂場で子どもたちが呼んでいてもすぐ行けますし、動線が遮断されていないのはとても快適ですね。

 


 

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山京建設から提案などはありましたか?

お施主様(子世帯)

いろいろありますが、例えばシューズインクローゼットの部分を最初はトイレにしたいと言っていたんですよ。

でも竹下(設計士)さんが「特にお子さんがいるご家庭は何かと物が増えるのでシューズインクローゼットは入れたほうがいいと思います」と言ってくだったんです。

結果、シューズインクローゼットにして大正解でした(笑)!

「こういうことをしたい」と言うと、「これはどうですか?」「こういう方法もありますよ!」とどんどん提案してくださるので、すごく進めやすかったですね。

コンパクトになっても機能性は向上

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二世帯住宅の場合、土地の大きさや間取り、プランにもよりますが、どうしても世帯あたりの生活スペースがコンパクトになる傾向なんですよね。以前のお住いと比べて広さはどうですか?

お施主様(親世帯)

以前の家はかなり広さがあったので、確かにコンパクト感はありますが、だからと言って不思議と閉塞感はないんですよ。

掃除も楽になったし、キッチンに立つのも楽になりました。

 

 

前のキッチンは収納が昔ながらの扉形状だったので、引き出しタイプの収納はうまく使いこなせるか心配だったんです。でも実際に使ってみたらすごく使いやすくて、今はSNSで調べるとすぐに便利な収納方法などが見つかるので、そういった情報を参考にしています。

コンパクトになった分、設備がしっかりと機能しているので全く問題ないですね。むしろ生活が快適になりましたね。

それと、前の家は築30年ほどと古かったので冷え込みが辛くて。布団に入れば体は暖かいんですけど、顔だけが冷たい(笑)。でも新しい家はその寒さがありません。

 


 

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それは良かったです!I様の生活スペースはいかがですか?不便されている点はありませんか?

お施主様(子世帯)

不便な点ではありませんが、洗面所に扉をつけなかったのでドライヤーを使っているときに音が外に聞こえてしまうんです。だから扉をつければ良かったかな・・・と思うときはありますね。

ただ扉がないぶん閉塞感がないんですよ。玄関から入ってきてすぐ洗面所、という動線も便利なので、結果的には良かったのかも(笑)。

 

 

できるだけ引き戸にしたかったので、リビングや脱衣所の扉を上吊り引き戸(上部にレールをつけて扉を上から吊るすタイプ)にしているんですが、これは正解でしたね。床にレールがあるとどうしてもゴミが溜まってしまいますが、レールがないので掃除が楽なんですよ。

扉の下にわずかな隙間が空くため音漏れが心配でしたが、全然気にならないですし。床に段差ができないので、フラットで見た目もスマートなんですよね。

玄関からキッチンまでの導線も一直線なので、買い物して帰ってきてそのままキッチン・・・とかなり便利です!

 

 

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確かにこの動線は便利ですよね!

お施主様(子世帯)

織り上げ天井(中央部が周囲より一段高くなっている天井)にすることで、コンパクトなリビングを視覚的に広く見せたり、キッチン横にスリット窓を入れて採光したり・・・。

間取りはいろいろこだわりがありましたが、それ以外の細々したところは竹下(山京建設 設計士)さんがひとつひとつ配慮してくださいました。

たくさんの助言をしてくださったので、本当に快適で満足行く家づくりができたと思います!

 

 

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では・・・ちょっと聞きにくいのですが、もう少しこうすれば良かった、という点があれば教えてください。

お施主様(親世帯)

二世帯を分けている壁を特に防音性能のあるものにしなかったので、思った以上に音が響いてしまうというのは、住んでみて感じましたね。

まだ孫が小さいのでどうしたって騒ぎますし、向こうの家族の主寝室がこちらの洋室(お嬢様の部屋)と隣り合っているので、就寝時間がずれると音が気になってしまいます。

 

 

子どもたちがもう少し大きくなれば解消するとは思いますが、これは思いが至らず・・・でしたね(笑)。

あとキッチン横の勝手口に屋根をつければ良かったと思いました。お天気が良ければいいのですが、雨天だと足元が濡れてしまって。

お施主様(子世帯)

以前住んでいた家は虫が出ることがあって・・・虫が苦手なので最低限の窓しか開くようにしていないんです。

でも生活してみたら全然虫は入ってこないし(笑)、だから階段の窓なんかも開くようにしてもらえば良かったなと思うことはありますね。

ただ先ほども話した通り、キッチン横のフィックス窓やキッチン後ろの横長の窓など、竹下(設計士)さんが提案してくださったものをほぼほぼ採用させていただいたのですが、電気を点けなくても家中が明るくて良いですね。

 

 

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どちらのリビングもすごく明るいですよね!

お施主様(親世帯)

リビングの床の色を迷っていたんですが、下の娘がショールームで見て来てくれて「この色良かったよ!」って教えてくれたんです。

それでこの床色を選んだのですが、空間が広く見えるので大正解でしたね。

二世帯住宅でも、注文住宅ならそれぞれ好きな床板や壁紙を選べるので、個性を出せるのは想像以上に良かったです。

 



 

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家を建てる際の打ち合わせは回数が多かったと思うんですが、山京建設のオフィスまでは距離がありますよね。大変じゃなかったですか?

お施主様

大枠の間取りは決まっていたものの、細かい部分を何度も調整したので、2~3ヶ月かけて打ち合わせをしました。

ドライブがてら家族でワイワイ行って、それほど苦ではなかったですね。孫の面倒も近藤(山京建設 管理部)さんが見てくださったし(笑)、毎回充実した楽しい打ち合わせができました。

玄関先のスロープ部分など、すんなり決まらないこともありましたが、それでも親身に対応していただいて家が完成して、本当に良かったと思っています。

山京建設さんに依頼して、本当に良かったと思っています。

工藤(山京建設 営業担当)さん、足達(〃 営業担当)さん、竹下(〃 設計士)さん、伊藤(〃 現場監督)さん、増田棟梁(〃 大工)、関わってくださった方が皆さん、いつも親身になってくださって感謝の気持ちでいっぱいです!

 

 

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私たちもご縁あってK様、I様ご家族と一緒に家づくりができたこと、スタッフ全員が心から感謝しています!本日は貴重なお時間、ありがとうございました!

インタビューを終えて

二つの世帯が心地良く繋がり、共に生きる場として機能しているK様&I様の新居。

ひとつの箱の中に、二世帯それぞれの個性をきちんと詰め込んだ、機能的で居心地の良いお住いでした。

 


 

扉を開けるごとに違う景色が見えるワクワクの二世帯住宅は、それぞれのご家族の未来を見守るのでしょう。

時代の変化とともに、今後も二世帯住宅の需要は高まることが予想されます。

寄り添った空間を緩やかに仕切り、そして各世帯の生活が快適に流れるよう配慮した設計プランは、きっと参考にしていただけるはずです。

この度は数多い工務店・ハウスメーカーの中から山京建設を選んでいただきありがとうございました!このご縁を大切に大切に。これからも住まいのサポートをさせていただきますので、どうぞ末永くお付き合いください。

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