ワイドなリビングを暮らしのメインに。家族の変化を受け入れる家のカタチ
今回、インタビューをさせていただいたのは、2021年12月に注文住宅を建築されたI様ご家族。
「一軒家への憧れが高まったことが、家づくりのきっかけです!」と答えられたごI様のお住いは、“心から家族が安らげる空間づくり”に注力した注文住宅でした。
最後まで楽しかった!と口を揃えておっしゃったI様ご一家の家づくり体験談。ぜひ最後までお楽しみください。
もくじ
一軒家への憧れから叶えた個性溢れる注文住宅
インタビュー当日は、あいにくの雨模様。
しかしそんなお天気とはウラハラに・・・玄関を開けてまず目に飛び込んできたのは、元気なお子様の太陽みたいな笑顔でした。
外はしっとりとした雨でしたが、家の中はパワー炸裂!終始楽しいインタビューとなりました。
賑やかご家族のI様は、どんな家づくりをされたのでしょうか?
・お施主様:I様
・家族構成:ご夫婦+お子様2人(4人家族)
「家が欲しい!」熱が高まって・・・
家を建てるきっかけを教えてください。お子様の誕生や成長など、何かきっかけとなる出来事があったのでしょうか?
お施主様
もともと夫婦2人とも、漠然と一軒家への憧れがありました。
ずっと賃貸住宅しか住んでこなかったので、いつか一戸建てに・・・という想いがあったんですよね。
この「家が欲しい」という熱が高まったタイミングだったのと、親戚がちょうど注文住宅を建てようというタイミングも重なり、すんなり「家を建てよう!」という話がまとまりました。
最初から建売住宅という選択肢はなくて、建てるなら「注文住宅」一択でしたね。
以前のお住いの課題感や悩みはありましたか?
お施主様
いろいろとありました(笑)。
エレベーターはないし、音がすごく響くんですよ。
家の性能や間取り、広さなんかは住めば慣れるんですけど、音問題についてはご近所からクレームが来ることもあって・・・。
コンクリート造のマンションに住んだこともありますが、やっぱり子どもが騒ぐと苦情を受けることがあるんですよね。知人が子どもを連れてきても、音が気になって騒げませんし。
それに、自分たちが出す音も気になりますが、上下左右の生活音だってやっぱり気になりますから。
あと収納もすごく少なかったんです。押し入れがひとつあるだけだったので、収納家具を別で用意しないと全然足りない状態でした。
とにかくいろいろ悩みというか、不便なことはありましたね。
お子さんがいるご家庭だと、音の問題はかなり大きいですよね。家を建てるにあたって住宅展示場などには足を運ばれましたか?
お施主様
行きました。そこで依頼するつもりは全くなかったのですが、家についての知識をつける意味で一度だけ住宅展示場に行ったんです。
ただ、ちょうど担当してくださった営業マンがすごくって(笑)。
何時間もかけて、自社の家の性能の話や建築仕様の話をしてくれたのですが、あまりこちらの気持ちを考えず、とにかく押し売りするような感じだったんですよね。
予算についても無理矢理向こうの話に合わされるような印象で。
その日はなんだかぐったり疲れてしまったのを覚えています。
大変でしたね(笑)。営業マンにもよりますけど、住宅展示場に行くとかなり強気というか、押し売り感の強い営業をされるケースも多いと聞きますよね。
お施主様
ただ、もともと建売住宅ではなく注文住宅を希望していたので、その後は住宅展示場に行くこともなく建設会社探しをはじめました。
最初、山京建設ともう一社、候補があったのですが、そちらの会社はなかなかタイミングが合わず打ち合わせのチャンスがなくて話が進まなかったんです。
こちらはもう、家を建てたい気持ちが高まっていますから、待ちきれなかったんですよね。
それで山京建設に相談に行ったら、対応がすごく良くて。
まずモデルハウスを見せていただいたときには、素直に「良いな」と感じました。
住宅展示場で何時間も営業マンと話した際、パワーボードの話が出て興味を持っていたのですが、山京建設はパワーボードも取り扱いがあったんですよ。それも山京さんに決める要因のひとつでしたね。
あのとき営業マンの話を聞いて取り入れた知識も、無駄じゃなかった、って(笑)。
家づくりに関して、絶対にやりたかったことやこだわりたかった部分は?
お施主様
日当たりが良くて広さのあるリビングと、リビング階段は絶対条件でしたね。
リビングは最初から「〇畳以上」と畳数を指定していました。
以前の家が極端に収納スペースが少なかったので、収納も多く取って欲しいとお願いしています。
ウォークインクローゼットやパントリーも広めに取ってもらいましたし、1階と2階を行ったり来たりしたくなかったので、脱衣所にもお願いして造作収納棚を設置してもらいました。
玄関周りの収納として、シューズインクローゼットも入れてもらいましたが、リビング入ってすぐの所、テレビ設置用の壁の後ろも、全面収納の壁を入れてもらっています。
子どもの上着やバッグ、帽子なんかを置いておけるので、これは正解でしたね。
基本的に生活の場所は1階、2階は寝るだけのスペースにしたいというのと、無駄のない造りを心掛けました。
リビングには大開口の窓を入れたので、キッチンにいてもすごく明るいんです。日当たりの良さも大満足ですね。
静かに個性を発揮する壁紙の数々
ご夫婦でぶつかるようなことはなかったですか?
お施主様(ご主人)
家のイメージが夫婦である程度固まっていたので、揉めることはなかったですね。
照明や壁紙は妻が、外壁は私が、という感じで役割分担も自然と決まっていたので、ぶつかることはなかったです。
明るさにこだわりたかったので、白をベースに家の雰囲気を造っていったのですが、注文住宅は壁紙もひとつひとつ細かく決めていけるので、かなりいろいろな種類の壁紙を使いました。
ニッチスペースの中だけ壁紙を変えたり、収納の内側には個性的な壁紙を選んで冒険したり、若干ごちゃごちゃしたかな?と思うこともあるんですけどね。
山京建設はこちらにじっくり選ばせてくれますし、融通が利くので、これにしようか・・・こっちにしようか・・・やっぱり最初に決めたほうがいいかも・・・って、とことん迷えるんですよ。でも時間があればあるだけ悩むので“締め切り”が欲しかったくらいです(笑)。
ごちゃごちゃ・・・とおっしゃいましたが、そんなことないです!複数の壁紙を使って遊び心は感じられますが、全体的にまとまりのある内装になっていますよね。壁紙も床材もひとつひとつ細かく決められるのが注文住宅の魅力のひとつですから。
お施主様
平田(山京建設 設計士)さんもたくさん提案してくださいました。
キッチン横のマグネットボードや、天井の高さを上げるために梁を出した造りも、平田さんの提案です。
天井が少し高くなるだけでも解放感が違いますし、梁を出して天井を一段高くすることで、結果的にキッチンが下がり天井のようになって個性が出ました。
本当、LDKのスペースは個性的な空間で素敵ですよね。山京建設の提案はいかがでしたか?
打ち合わせ中に陣痛!?なエピソードも
お施主様
山京さんの提案は、全部いいんですよ(笑)。
「こういうのをやってみたい」と言うと、いろいろ考えてくれて、たくさんの提案をしてくれるのはすごいと思います。
間取りについても、ある程度希望は固まっていたのですが、それでも平田(設計士)さんがいろいろなパターンを出してくれました。
限られたスペースで、入れ替えたり、向きを変えたり・・・平田さんにテトリスをやらせたらすごいと思いますよ(笑)!
ありがとうございます!テトリス・・・やってもらいましょうか(笑)。打ち合わせは大変でしたか?
お施主様(奥様)
毎週、山京建設までお伺いしていましたが、とても楽しかったです!
子どもたちも一緒に連れて行ったのですが、話をしている間は近藤(山京建設 管理部)さんが子どもの相手をしてくださって。
打ち合わせをしている頃、私が下の子を妊娠していて、実は山京建設の打ち合わせ中に少しお腹が痛くなってきて、その夜出産したんですよ。痛みは陣痛だったみたいです(笑)。
私は毎回打ち合わせを楽しみにしていて行きたいと思っていたんですが、出産した日の打ち合わせが最後の間取りの打ち合わせで、それからしばらく打ち合わせの間が空いたので、すごくタイミングが良かったんですよね。
子ども部屋はリビングを通って・・・
そんなすごいエピソードがあったのですね!無事に出産を終えられて良かったですが・・・まるで間取りの打ち合わせが終わるまでお腹の中で待っててくれたみたいですね!お子様も新しい家は喜んでいるんじゃないですか?
お施主様
もう大騒ぎですよ。
まだ、いつか前の家に戻らなければならないと思っているみたいで「いつまでここに居られるの?」って聞いてくるんです(笑)。
うちはほとんど1階で生活していて、2階は寝るだけにしているんですが、子ども部屋も子どものそれぞれ個室にしたかったんです。
子どももプライバシーを確保してあげたいですからね。
そのぶん、リビング階段を採用することで、一度リビングを通らないと各自の部屋に行けないようにしています。
実際に新しい家で生活するようになって、もう少しこうすれば良かったといったことはありますか?
お施主様
布団を入れる収納があれば良かったかな、と思っているのと、キッチンのカップボード(収納棚)は上部がないフラットなカウンタータイプで良かったな、とは思っています。
キッチンのカップボード、わざわざオプション仕様で入れてもらったのですが、カウンターになっていたほうが調理家電などが置けるかなと思って・・・。
ですが、それくらいですね。後悔というわけでもないですし、総じて大満足です!
この土地はもともとのお住いに近いんですよね?工事中、見に来たりしましたか?
お施主様
何回も来ました!
まだ基礎のときに見に来て、「え!?小さくない!?」って。
既に持っていたダイニングテーブルを入れるつもりだったんですが、「この狭さだとテーブル入らないんじゃない?壁にぶつからない?」って(笑)。
もちろん家が建ってみれば全然問題なく入ったんですが、何で基礎の段階ってすごく狭く感じるんでしょうかね。
近所に住んでいるので、家が建っていく様子を毎日見られるんですよ。だから少しずつ「もう少しで家が手に入る!」という気持ちが大きくなってきて。まるで家の成長を見守るような感じ。大工さんとも仲良くなりました。
最後に、新しいお住い、100点満点中何点でしょうか?満足度はいかがですか?
お施主様
100点満点です!山京建設さんには本当に良くしていただきましたし、住んでみても大満足。
1~2月もこの家で過ごしましたが、帰宅しても寒くないんですよね。
とにかく満足度が高いです!
いつも「いい家だなぁ」って思っています。実際「いい家だねー」「やっぱりこの家いいねー」って言ってるんですよ。
そう言っていただけることが、私たちの一番のやりがいです!I様ご家族の家づくりに関われたこと、スタッフ全員が心から感謝しています!本日は貴重なお時間、ありがとうございました!
インタビューを終えて
家族の生活の場に大好きなものだけを詰め込んだような、そんな住まいを造られたI様ご一家。
お子様の成長やご家族の変化を受け入れていく、未来を見越した家づくりをされているのが印象的でした。
玄関を入ってすぐのワイドなリビングを暮らしのメインにした、無駄のない造り。デザインにこだわりつつも、素材の表情やゆったりとして癒しのある空間づくりを大切にされています。
広いリビングから流れるようにつながる庭とウッドデッキ、そしてたっぷりスペースのある駐車場。まるで一続きの大空間のような、実物をはるかに超えるダイナミックなスケールが体感できます。
家のどの場所へもリビングを通って・・・お子様が成長しても緩やかに家族と繋がれる、そんなこだわりの間取り。
この度は数多くの工務店・ハウスメーカーの中から山京建設をお選びいただいたこと、心より感謝しております!このご縁を大切に。今後も住まいのこと全てサポートをさせていただきますので、どうぞ末永くお付き合いください。
住まいには、品とやすらぎを。快適さに個性をちりばめた理想の「家」(インタビュー)