レトロマンションのリノベ事例。工夫を散らした「大人のアジト」構想/リノベーション

山京建設は新築住宅だけでなく、戸建て&マンション&店舗などのリノベーションも得意としています。

山京建設で住宅を建築されたお施主様が、ライフスタイルの変化や暮らす上での経年劣化などで再び山京建設にリノベーション目的でご相談されるケースも増えてきているんです。

今回ご紹介するのは、歴史を重ねた中古マンションのリノベーション事例。カッコ良さにこだわった「大人のアジト」、施工前の画像と比較しながらご覧ください!

「昭和の団地」風マンション

Before

リノベーション前は、所謂「昭和の団地」風のマンション。

当時よく見られたナチュラルブラウンのフローリングに、木製の備え付け建具。

空間を襖で細かく分けて、個々の部屋に用途をもたせた住居でした。奥の部屋は畳。敷布団を敷いて・・・という生活が想像できます。


After

空間をいくつかに分ける扉を大胆にすべて取っ払い、ひとつの空間をダイナミックに活用するリノベーションプラン。

フローリングはウッドの建材ですが、空間全体を「無骨さ」「秘密基地感」に演出するため、ダークな色をチョイスしました。

ちなみに玄関のチャイムは、リノベーション前のものをそのまま活用しています。


キッチンを部屋の主役に

Before

昭和の時代に主流だった「壁付けキッチン」。

空間が広く使えるメリットはありますが、どうしてもキッチンは脇役化してしまいます。


After

リノベーションでは、深いグリーンのハイグレードキッチンを設置。

「II型(2列型)キッチン」を大胆に配置して、男前なキッチンが主役になる空間に仕上げました。

アイランドキッチンは左右両方から回り込めるので使い勝手も抜群。手洗い場がキッチンとサニタリールームだけなので、生活する上での利便性を考慮しています。

もともとあった段差はそのまま活かし、空間に表情をつけて・・・天井の化粧板をあえて張らず、ダクトレールや露出配管で天井にも表情をつけました。


ベッドルームは遊びゴコロ添えて

Before

畳だったスペースもすべて、ひとつづきのフローリングに。

部屋と部屋の間にあった、両部屋から使用できる収納スペース(押し入れ)は、当時、便利に使える工夫だったのでしょう。



After

窓枠はそのまま残し、レトロな雰囲気を上手に活かしたベッドルームに大変身。

ブロックタイルを使ったり、天井にダクトレールを設置して気分で照明計画を考えられる空間にしています。

サニタリールームも無骨に、無骨に

Before

限られた小さな空間に上手に配置されたサニタリールーム。

悪くはないが・・・オシャレではない。遊びがない。リノベーション前は、そんな空間。

After

同じ場所に、同じものが設置してあるのですが、ひとつひとつアイテムを厳選して・・・。

使い勝手はもちろんのこと、ビジュアル的に「イカした」アイテムを各所に取り入れることで、惚れ惚れするような空間に。




ここはまさに「大人のアジト」

Before

どうしても昭和らしいアイテムは、昭和らしい空間に見せます。

これも「味」ではありますが、どうしても・・・「っぽさ」を醸し出してしまうのです。


After

何気なくそこに佇んでいるアイテムひとつひとつ。

そのうち、良いものだけを残して新しく空間を創り変える「リノベーション」だからこそ、「残す」と「変える」のバランスを重視して、加えるアイテムは厳選して・・・。

例えば、一部を「躯体現し(あえてコンクリートを剥き出しのまま見せる)」にすることも、アイデアのひとつ。



物件を総合的に考えながら、生活する上での利便性とデザイン性の両方を叶え、より満足度の高いプランニングをするのが山京建設のリノベーション。

理想の雰囲気や機能性はもちろんですが、大切なご予算の部分でも最適なご提案をさせていただきます。ご相談、いつでもお待ちしております!