柔らかに家族を繋ぐ二世帯住宅。未来を丁寧に想像した「家づくりの正攻法」
今回インタビューさせていただいたのは、2024年3月に新居お引き渡しとなったY様ご家族。
Y様ご一家のお住まいは、「完全同居型」の二世帯住宅に分類されます。
まだ小さなお子様の将来と2匹の愛犬のことも考えた、賢い「家」。その家づくり体験談を、ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
賢く二世帯住宅を建てる
広いカーポートから繋がる、ゆとりある玄関エントランス。
Y様邸はご家族が集う1階のリビングスペースを中心に、多くの空間を二世帯が共有する賢い二世帯住宅を造られました。
「完全同居型」と呼ばれる居室を除いた、玄関、バスルーム、キッチン、リビングといったほとんどの設備を共有する二世帯住宅は、建築コストを抑えられるだけでなく、暮らしていくうえでも無駄な光熱費がかからないといったメリットがあります。
また共有設備が多いため各部屋を大きく使用することができ、さらに各世帯の距離が近いことから、家族同士のコミュニケーションが深まりやすく、必要に応じてサポートし合うことも容易です。
暮らしやすい新居で新たなスタートを切られたY様ご家族に、今回もNG一切なしでインタビューしてまいりました。ぜひ最後までご覧ください!
・お施主様:Y様(親世帯)&Y様(子世帯)
・家族構成:二世帯住宅(5人家族)
家族全員で創り上げる「家」
家を建てるきっかけはどんなことでしたか?
お施主様
(親世帯が)住んでいた家を諸事情で出ることになり・・・最初は「マンションを購入しようか?」と話していたのですが、それなら「一戸建てを建てて二世帯で住むのはどうか?」という話の流れになって・・・すんなり「そうしようか!」と(笑)。
決まるのは早かったですね。
二世帯住宅になるので、マンションや建売住宅ではなく注文住宅にしようと。とんとん拍子に話は進みました。
二世帯住宅を建てるにあたって、どんなご要望を出されましたか?
お施主様
最初は設備の一部だけ共有する二世帯住宅や完全分離の二世帯住宅を希望していたのですが、予算的にちょっと難しいかもという話になり、この形になりました。
正直、私たちは家のことについて素人で知識も全くないので、最初にあれこれ要望を出して・・・というより、山京建設の方々にいろいろとアドバイスやご提案をしてもらって、都度検討するという感じで決めていきました。
まず1階を決めて、そのあと2階を決めて・・・順番にひとつずつ決めていったんです。
二世帯住宅となると、一世帯ではなく二世帯の要望をまとめなくてはいけませんから、苦労されたこともあったのではないでしょうか?
お施主様
そんなこともなかったですよ。
幸い家族全員、意見が大きく食い違うことはなかったんです。親世帯も子世帯も意見は五分五分という感じで、例えば「キッチンはどうする?どれが良い?」とみんなで話して、「これが良いと思う人?」みたいな感じで絞っていって決めていきました。
山京建設の方も、細かいところまで「これはどうですか?」と聞いてくださったり、小さな部分でも提案してくださったり、ずっとサポートしてくださっていたので本当に助かりましたね。
注文住宅はあらゆることを決めて行かなくてはなりませんが、迷われた部分はありますか?
お施主様
ほとんど迷ってないです。
床もすぐに決まりましたし、壁紙も早かったと思います。
強いて言えばLDKの窓。大きさも位置も少し悩みました。ただ山京建設の方はメリットもデメリットも両方説明してくださるので、それもあって迷いなく決めていけたんだと思います。
打合せは毎回家族全員で行っていたんですが、毎回2時間前後、3ヶ月くらいで打ち合わせは終わりました。スムーズにプランニングできたように思います!
ひとつずつ積み上げるように
なにか諦めた部分はありますか?
お施主様
家の中ではないのですが、趣味のひとつがバイクなので、バイクを停めておけるスペースが欲しかったのはありますね。
ガレージも考えはしたのですが、土地の広さや条件などで諦めました。
新居で生活してみて「もう少しバルコニーを大きくしたかったな」と思うこともあるのですが、引っ越してきたときは「バルコニーが広くて使いやすい!」と思ったんですよね(笑)。
でも暮らすうちにその広さに慣れてきて、欲が出てきてしまいました。
それ以外で特に諦めた部分はないと思います!
ドッグスペースは最初からご希望されていましたか?
お施主様
ドッグスペースは最初から希望していました。
ペットサークルをリビングに置くとどうしても部屋全体が狭く感じられてしまうので、専用スペースを造ってほしいとお願いしたんです。
欲しいペットサークルを山京建設にお伝えして、そのサイズに合ったドッグスペースを造ってもらいました。
ぴったりサイズでペットサークルを設置できるので、リビングを広々使えますし、見た目にもスッキリ。こういった面は注文住宅ならではの良さですよね!
まだお子様が小さいですが、将来のことも考えて未来壁にされたんですね。
お施主様
そうなんです。将来どうなるかわかりませんが、子どもが増えたときのことを考えて「未来壁(みらいかべ/1部屋だった間取りを、将来的に2部屋に分けられる仕様)」にしてもらっています。
状況に応じて選択できるというのは良いですよね。
時間経過とともに家族の生活も変化しますから、それに合わせて上手に空間を使えるのは便利だと思います。
今は子どもが小さいので広い部屋で寝ていますが、子どもの成長に合わせて子ども部屋を造る、今は仕事部屋として使っている部屋を主寝室として使う、など流動的に空間を使えたら良いなと。
子世帯が生活する2階部分は、リビングの壁一面をエコカラットにしてもらっているんです。
吸湿や調湿、防臭などに優れたエコカラットを贅沢に使用して、空間の快適性を高めています。
新居で生活されて半年くらいが経過しましたが、快適でしょうか?
お施主様
とにかくエアコンの効きは良いなと実感しています。
真夏を新居で過ごしましたが、LDKに2台あるエアコンのうちほとんど1台の稼働で済みました。
人が集まったときに2台稼働するくらいで、あとはずっと1台。断熱効果の高さを、身をもって体感しました!
しかも設定温度も26℃くらいでOK。以前の家ではなかなか室内が冷えなくて18℃くらいまで下げていたこともあるくらいなので(笑)。
たっぷり収納、快適な住まい
山京建設からのご提案で、具体的に覚えているアイデアはありますか?
お施主様
覚えている提案のひとつが、テレビの後ろの隠し収納です。
リビングに置いておきたい細々としてモノを収納しておけるのですごく便利です!
下屋根収納や3Fのロフトもかなり重宝しています。収納はできるだけ多くしてほしいとお願いしていましたが、今のところ十分足りています。
1階は玄関~脱衣洗面所~キッチンと回遊できる間取りになっているのですが、最初「入口はどっちかで良いんじゃない?」と言っていたんですよ(笑)。
でも、山京建設の方が「どちらからも出入りできたほうが便利」と言ってくださって・・・実際に暮らしてみると確かに便利なんですよね。
新居での生活は快適ですか?
お施主様
とにかく「暮らして困っていることがひとつもない」というのが、快適な証拠なんだと思います!
注文住宅を造るのは大変ではありましたが、何も知らない私たちが漠然とイメージしたことを、すべて山京建設がカタチにしてくれました。
数えきれないほどの事例を紹介してくださり、アイデアをくださった山京建設の方々には心から感謝です。自分たちの要望や意見が、少しずつ少しずつカタチになっていくのは楽しかったです!
私たち山京建設スタッフもY様の家づくりをご一緒させていただき、本当に楽しかったです。これからも快適に楽しく暮らしていただきたいと思います!今後とも末永くお付き合いさせてください。
インタビューを終えて
Y様ご家族には、賢い二世帯住宅のカタチを見せていただきました。
ご家族の暮らしを見つめ、必要だと思うものをひとつずつ、丁寧にプランに落とし込んでいく。
アイデアをひとつずつ丁寧に吟味して、プランに落とし込んでいく。
今現在の生活と、3年後、5年後、10年後・・・少しずつ変化するであろう暮らしをご家族全員で想像し、確実にカタチとして残して行く家づくりは、「家づくりの正攻法」だと思わされました。
この度はたくさんの工務店・ハウスメーカーの中から山京建設を選んでいただいたこと、深く感謝いたします。これからも末永くお付き合いさせていただけますと幸いです。
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