セカンド冷凍庫の置き場所は〇〇がおすすめ!2台目冷凍庫を持つ注意点も

冷凍庫のドア

冷凍食品の種類が豊富になった今、冷凍庫を活用する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。

一般的な冷蔵庫に付属している冷凍庫は、少し物足りないですよね。そこで近年、購入する人が増えているのが「セカンド冷凍庫」。

本ページでは、セカンド冷凍庫の置き場所やメリット・デメリットをまとめました。セカンド冷凍庫の置き場所に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

セカンド冷凍庫を持つメリット&デメリット

まずは、セカンド冷凍庫を持つメリット・デメリットをまとめます。

メリット

セカンド冷凍庫を持つメリットは、以下の通りです。

【セカンド冷凍庫のメリット】

  • 冷凍食品のまとめ買いができる
  • おかずの作り置きができる
  • 買い物へ行く頻度を減らせる
  • 安売りタイミングで大量に買え節約になる
  • いろいろな冷凍食品を楽しめる
  • 大量の食材ストックができる

 

セカンド冷凍庫があれば、スペース不足を心配する必要がなくなります。

冷凍食品のセール時にも、難なくまとめ買いできますから節約につながるでしょう。まとめ買いができるので、買い物の頻度も少なくて済みます。これは労力が減らせて時間の節約にもなりますね。

また、たくさんの冷凍食品をストックしておくことで、病気やケガ、災害時などの安心感にもつながります。

デメリット

メリット・デメリットの表

メリットの多いセカンド冷凍庫ですが、人によってはデメリットに感じることもあります。以下、デメリットをまとめました。

【セカンド冷凍庫のデメリット】

  • 置き場所が必要になる
  • 購入代金がかかる
  • 電気代が上がる

 

セカンド冷凍庫を購入する上で、一番の課題が置き場所。今ある冷蔵庫に追加してセカンド冷凍庫のスペースが必要となるので、工夫する必要があるでしょう。

また当然といえば当然ですが、セカンド冷凍庫を購入するコストと、セカンド冷凍庫のぶんの電気料金もかかります。

サイズにもよりますが、冷凍庫は1台2~4万円ほど。大きなサイズになると5万円以上かかります。電気料金は月々500~1,000円と言われているんです。

とはいえ安い時を狙ってまとめ買いをしたり、買い物の頻度が減ることで余計な物を買わずに済んだりと、賢く活用すればトータルで考えると節約になる場合も少なくないようです。

セカンド冷凍庫の置き場所は?注意点をチェック

ベリーを入れたアイスキャンディー

セカンド冷凍庫は、「スペースさえあればどこにでも置ける」というものではありません。

ここでは、セカンド冷凍庫の置き場所を決める際の注意点を解説します。

どれくらいのスペースが必要か?

冷凍庫を含むほとんどの家電は、放熱スペースを考慮して設置する必要があります。

冷凍庫の周辺にスキマがないと、冷えが悪くなったり、電気代が高くなってしまったりする可能性があるのです。冷凍庫本体の大きさに加えて、商品説明に記載のスペースを確保しましょう。

また、冷凍庫のドアを問題なく開閉できることも大切です。ドアを開閉しにくい場所に設置すると、大きいものを出し入れできなくなる可能性がありますので、注意してください。

コンセントの差込口があるか?

コンセント

当然ながら、近くにコンセントの差込口が必要です。

冷凍庫の場合、コンセントはずっと差しっぱなしにすることになります。

延長コードを使ったタコ足配線にすると、発火の危険性が高まるため、直接コンセントへ差し込める位置に置きましょう。

良い位置にコンセントがなければ、家具の配置を見直すことをおすすめします。

直射日光や湿気の心配がないか?

直射日光や湿気は、冷凍庫が壊れてしまう原因になります。

以下の場所に置くのは避けましょう。

【冷凍庫のNG置き場所】

  • 日当たりの良い窓際
  • お風呂や洗面所の近く
  • 雨のかかる屋外

 

不便な動線にならないか?

リビング

冷凍庫に何を入れるのかイメージしてみてください。

置き場所によっては、入れたり、取り出したりするのに不便になってしまいます。動線を考えて、冷凍庫の位置を決めましょう。

ただし、普段はあまり出し入れすることないものを冷凍庫に入れるなら、不便な動線でも問題ありません。

「セカンド冷凍庫に何を入れるのか?」それによって、置くべき場所が決まるでしょう。

セカンド冷凍庫の置き場所におすすめなスペース

セカンド冷凍庫の置き場所によっては、生活しにくくなってしまいます。

ここでは、セカンド冷凍庫の置き場所におすすめなスペースを紹介しましょう。

キッチン

新築のリビング

やはり、一番便利なのはキッチンです。

冷蔵庫とセカンド冷凍庫間での出し入れをしたり、買ってきた冷凍食品をしまったりすることを考えると、理想的な置き場所と言えます。

キッチンにスペースとコンセントがあるなら、迷わず設置して良いでしょう。

パントリー

キッチンの横に、パントリーを備えているご家庭もあるのではないでしょうか。

キッチンに近く、他の食材も収納する場所であるパントリーなら、セカンド冷凍庫への出し入れも便利です。

リビング

キッチンやパントリーに置けるのがベストではありますが、スペース的に厳しい方がほとんどだと思います。

空間の広いリビングなら、置き場所を確保しやすいでしょう。

しかし、リビングは家族だけでなく、友人や親戚も過ごす可能性があるため、インテリアに溶け込むか?人の邪魔にならないか?という点に注意してください。

玄関

玄関

スペースに余裕があるなら、玄関という選択肢もありでしょう。

玄関なら、買ってきた冷凍食品をすぐに入れることができます。人によっては、重い荷物をキッチンまで運ばないことに魅力を感じるかもしれません。

ただ、冷凍庫が丸見えにならないか注意が必要。広めのシューズインクローゼットなら人目を気にする必要はありませんね。

もう一点、買ったものを帰宅してすぐ冷凍庫に入れられるのは便利でも、キッチンまでが遠いと不便になる可能性もあります。

屋外(庭や車庫など)

冷凍庫へ入れるものによっては、庭や車庫、物置など屋外に設置するのもひとつの手。

ただし、屋外に設置する場合は、雨にさらされない場所を選びましょう。冷凍庫に雨が当たってしまうと、故障の原因となります。

また、屋外におくと普段使いは不便になるため、使う頻度の少ないものや、特定のタイミングでしか使わないものを入れるようにしましょう。

便利なセカンド冷凍庫!注文住宅ならより快適に設置できる!

冷凍スナップエンドウ

今回は、セカンド冷凍庫の置き場所やメリット・デメリットを解説しました。置き場所に悩むことの多いセカンド冷凍庫ですが、設置すれば日々の生活が便利になります。

注文住宅なら、間取りを自由に決められるため、より快適に冷凍庫を設置できるでしょう。

あらかじめキッチンのスペースに余裕を持ち、セカンド冷凍庫を設置することもできます。自分にとってベストな場所に配置して、暮らしの質を高めていきましょう。

 

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太田 貴也▶ twitter▶ Instagram