注文住宅のテイスト&雰囲気!ナチュラル?北欧?モダン?10種ご紹介

木を基調とした部屋

注文住宅を建てる機会は、一生に一度あるかないか。

自分好みの雰囲気にして、満足のいくものにしたいですよね。

今回は、種類別にさまざまな注文住宅のテイスト・雰囲気を紹介します。どんな雰囲気の注文住宅にしようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

注文住宅ならテイスト&雰囲気も自由自在

注文住宅のメリットは、自分の好きなように家のテイストを決められること。

素材やインテリア、色調を統一することで、さまざまな雰囲気の家をつくることが可能です。

しかし、「どのようなテイストがあるのかわからない!」「自分の好きな家の雰囲気ってなんだろう?」という方もいるのではないでしょうか?

ここでは、注文住宅で人気の雰囲気を10種類まとめました。記事を読んで、自分が理想とするテイストを見つけてみてください!

「ナチュラル」木のぬくもりを感じる家

ナチュラルテイストの特徴は、自然界にある天然色や無垢材を取り入れる点。

外観や内装のアクセントとして、木を取り入れることが多く、素材の質感を活かした、温もりのある優しい雰囲気の家を演出できます。

ナチュラルな家はさまざまな種類のインテリアと相性が良いので、自分好みのインテリアコーディネートを楽しめるでしょう。

例としては、アンティーク調の照明や家具をそろえてレトロな雰囲気の家にしたり、木の温かみを活かしてカフェ風の雰囲気にしたりなどがおすすめです。

「和」馴染みある素材のやすらぎ空間

和テイストの特徴は、畳や木材・紙・塗壁などの自然素材を多用する点。

昔ながらの古民家のような雰囲気で、日本人にとってなじみ深い家をつくれるでしょう。

また、もうひとつの特徴は「住む期間が長いほど味が出る」ということ。

月日が経つほどに色ツヤが増し、深い風合いが出てきます。

和室をつくり畳の上に座ったり寝転んだりすることで、日本特有のやすらぎ空間を手に入れられるでしょう。落ち着いた雰囲気が好きな方におすすめです。

 

 

「モダン」上質で洗練された住まい

モダンテイストの特徴は、白をベースとしたモノトーンカラーで直線を組み合わせたシンプルなデザインである点。

とてもシンプルなので、インテリアの選び方次第で「和モダン」や「ナチュラルモダン」など、他のテイストと融合することも可能です。

特殊な建材を使う必要がないので、施工費などのコストも抑えることができるでしょう。

また、モダンテイストの家は余計な凹凸や装飾が少ないため、日常の掃除などメンテナンスも手間がかかりません。

「北欧」シンプルかつ心地良さを重視

北欧のインテリアイメージ

北欧テイストは、外観がシンプルでツートンカラー・三角屋根などが特徴。

内装は、使いやすいキッチンダイニングや温かみのある間接照明など、設備やインテリアにこだわる傾向があります。

なぜなら、北欧は冬の期間が長く家で過ごす時間が多いため。

室内で快適に暮らせるよう、さまざまな工夫が施されています。

また、内装のベースカラーにホワイトを使用し、家具などにメインカラーを持ってくる点も大きな特徴です。

北欧住宅に設置されている薪ストーブなどを置くと、自然の灯りも取り入れられ、さらにおしゃれな室内をつくれるでしょう。

「アメリカン」素材とカラーを大胆チョイス

 

 

アメリカンテイストの注文住宅は、おしゃれで目を引くため若い世代から非常に人気。

西海岸風やアーリーアメリカンなど多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。

その中でも代表的な設備としては、「ビルトインガレージ」や「カバードポーチ」などが挙げられるでしょう。

外壁を幅の短い板を1枚1枚重ねてつくる「ラップサイディング風」にすると、一気にアメリカンテイストの家に近づきます。

目指すテイストによって内装は異なりますが、「木材の温かみを活かしたつくり」や「レトロでポップな雰囲気」などが代表的です。

「アジアン」南国リゾート風の癒し空間

南国的なインテリア

アジアンテイストの特徴は、吹き抜けの天井や梁天井など開放感のあるつくり。

部屋を問わず、開口部が大きい間取りで作られており、風通しの良い家をつくることができます。

外観には石材やタイルを使用するのが特徴ですが、色に決まったものはないので好きな色を取り入れて個性を出すことが可能。

内装には、落ち着いた色を取り入れるのが一般的です。

ブラウンやベージュといった色を基調としながら、オレンジや黄色といった色をアクセントとして入れることでアジアンテイストの家になるでしょう。

 

 

「フレンチ」アンティーク調を取り入れて

フレンチテイストには、白を基調としたナチュラルフレンチや木の質感を活かしたフレンチカントリーなどさまざまな種類があります。

最大の特徴は、アンティーク調のエレガントなインテリアを設置すること。

美しい曲線の家具が特徴のフレンチアンティークを取り入れることで、フレンチテイストの家に近づきます。

また、家具の塗装をはげさせて使い古された感を演出した家具もおすすめです。

まるで洋画に出てくるような家で暮らすことができるでしょう。

「カントリー」素朴で懐かしい雰囲気に

カントリーテイストの特徴は、天然木や漆喰などの自然素材を使い、自然に囲まれた田舎暮らしの家をモチーフにしている点。

柔らかい色使いが可愛らしい雰囲気の家になります。

内装は無垢材で仕上げるのが基本で、木の温かみや高級感を感じることができるでしょう。

窓を小さな上げ下げ窓にすることで、一気にカントリー風の外観になります。

「アメリカンカントリー」や「フレンチカントリー」など、テイストの異なるスタイルがあるので、自分好みのテイストを楽しむことも可能です。

「アーバン」都会的で高級感ある空間

アーバンテイストの特徴は、グレイッシュなカラーをメインにすることで、海外のホテルのような雰囲気を作り出す点。

インテリアには直線的でシンプルなフォルムのものを選ぶことで、よりアーバンテイストに近い高級感のある空間を演出できます。

カントリーテイストとは対局の、クールでスタイリッシュなテイストです。

都心部で家を建てるときにマッチしやすい雰囲気でしょう。

「ボヘミアン」遊び心あるカラー&素材で

ボヘミアンテイストの特徴は、おおらかで自由奔放な生活様式を参考にしている点。

主なインテリアとして、コットンやウールの色鮮やかなファブリック、鉱石や多肉植物などの自然素材を使用します。

ボヘミアンスタイルの家は、日本にはない異国情緒を感じさせる雰囲気をつくり出してくれるでしょう。

日本では選ぶ人が少ないスタイルなので、来客にも喜ばれるはずです。

まとめ

本記事では、家&インテリアの人気テイストを10種類紹介しました。

自分の好みに合ったテイストが、きっと見つかったのではないでしょうか?

以前に比べ、壁紙など建材の種類も多様化しているので、最近ではさまざまなテイストを選べるようになり、注文住宅の自由度もかなり高まっています。

家は生涯で一番の買い物と言われます。自分の理想的な家に住めるよう、テイストから検討してみてはいかがでしょうか?