「ヌック」スペースって何？間取りに取り入れて心地よい隠れ家がある住まい
最近、注文住宅に「ヌック」スペースを取り入れる方が増えています。
あまり聞きなれないヌックとは、どのようなスペースなのでしょうか。
今回は、ヌックとはどのような空間なのか？そしてヌックを取り入れる方法・アイデアとは？についてご紹介。
ヌックに興味を持たれているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
ヌックとは？今人気のこじんまり空間
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日本ではあまり聞きなれない「ヌック」には、「小ぢんまりとした居心地の良い空間」という意味があります。
スコットランド語の「ヌーク」が語源で、海外では決して珍しくありません。
ヌックは「１部屋ほどの広さは必要ないけれど、1人で落ち着ける空間が欲しい…」という方におすすめ。
読書をしたり、お子様の秘密基地にしたりと、使い方は工夫次第！
空間をゆるやかに区切ることで、家族とのほどよい距離感をつくることができるのも魅力です。
間取りにヌックスペースを取り入れる方法
間取りの中で、どの部分にヌックを取り入れるのかは悩みどころ。
ここでは、ヌックを取り入れる方法を紹介します。
LDKに取り入れる
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LDKは、家族が一番長く一緒に過ごす場所。
LDKの隅っこにヌックをつくることで、同じ空間にいながらも家族とほどよい距離感をつくり出せます。
お子様の遊び場にしても良し、お子様の様子を見つつ大人が落ち着いて過ごすのも良し。
LDKのヌックなら、開放的な雰囲気を保ちながらリラックスできるスペースになります。
廊下に取り入れる
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一般的に、廊下は過ごす場所ではなく通る場所。
しかし廊下にヌックをつくることで、そこは家族が過ごす場所に早変わりします。
通りがけに家族の存在を感じつつも、1人の時間を楽しめるでしょう。
廊下にあるヌックは、プライベート感があって集中しやすいのが特徴です。
階段下に取り入れる
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階段下は、デッドスペースになりがちです。
一般的には、収納やトイレのスペースとして活用されますが、ヌックをつくることも考えてみませんか？
階段下にヌックをつくることで、ちょうど良いクローズドな雰囲気を演出できます。
リビング階段の下などは、ヌックに最適と言えそうです。
ただし勾配天井になるため、使い勝手が悪くならないように過ごし方をしっかり考えておきましょう。
窓辺に取り入れる
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窓辺の一角にヌックをつくることで、心地の良い空間になります。
ぼーっと外を眺めたり、日向ぼっこをしたりと、他のヌックとは違う過ごし方ができるはず。
窓辺にヌックをつくるときには、適度に太陽光が入る場所を選ぶことをおすすめします。
例えば窓辺のヌックで、食後のお昼寝なんていかがでしょうか？
子ども部屋に取り入れる
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子ども部屋の一角にヌックをつくると、そこはお子様の秘密基地に早変わり。
洞窟のようなスペースに好奇心が駆り立てられます。
また、「ヌックだけはおもちゃを散らかしても良い場所」のように決めておくことで、後片付けも楽になるでしょう。
ただし、子ども用にヌックをつくるときには、お子様が成長した後にどう使うのかも考えてみてください。
将来的にも、デッドスペースにしないのが理想的です。
間取りにヌックを取り入れるときのポイント
せっかくヌックを取り入れても、「使わなくなった」「つくって後悔した」となってしまう方もいます。
ここでは、ヌックを取り入れるときのポイントを紹介します。
失敗しないためにも、参考にしてみてください。
あまり広くしすぎない
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ヌックは、ちょうど良い狭さが特徴の空間です。
“ちょうど良い狭さ”と言われると困ってしまうかもしれませんが、広さとしては2〜3畳あれば十分でしょう。
あれもこれもと欲張らず、広くしすぎないことがポイントです。
どのように過ごすか考えておく
ヌックをつくる前に、そのスペースでどのように過ごすのか考えておくことも重要です。
最初の憧れだけでつくると、次第に使わなくなってしまい「いつの間にかただの物置になってしまった…」ということもあります。
読書をするのか、昼寝をするのか、お子様の秘密基地（プレイスペース）にするのか・・・。
過ごし方を考えて、どうすれば快適な空間になるのか考えましょう。また、どう使うか考えることで、ヌックをつくる場所も絞り込めてくるはずです。
ゆるやかに違う空間にする
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ヌックは、段差をつけたり床の素材を変えたりと、他の部屋とゆるやかに空間を変えることがポイントです。
区画分けをすることで、プライベート感を演出できます。
しかし、ドアなどを設けて完全な個室にするのはおすすめしません。
ヌックは、あくまでも「ゆるやかに他の部屋とも繋がっている空間」です。そこを意識すると、心地よいヌックがイメージできるでしょう。
ヌックはリノベーション・リフォームでも実現可能
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中には「すでに家はあるけどヌックが欲しい！」という方もいるのではないでしょうか。
ヌックはリノベーションや、リフォームでもつくることができます。
LDKや廊下、階段下、窓辺など、住まいのどこにヌックがあれば過ごしやすくなりそうかイメージしてみてください。
ただ、もともとの間取りがありますから、新築にヌックを取り入れるより自由度が下がってしまうことも。
リノベーションやリフォームでヌックを実現したいという場合は、まず工務店に相談してどんな方法があるか提案してもらうのがおすすめです。
まとめ
本ページでは、”小ぢんまりとした居心地の良い空間”「ヌック」についてご紹介しました。
家の中にちょっとしたプライベート空間をつくることで、もっと居心地の良い家になるのではないでしょうか。
ヌックを取り入れたいと考えている方は、参考にしてみてください。
最近、増えているヌックを取り入れた間取り。ヌックスペースに興味があるという方は、ぜひご相談ください！新築はもちろん、リノベーション＆リフォームでもご提案可能な場合は多いんです。一緒にステキな住まいづくりをしませんか？
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