注文住宅の打ち合わせ回数は何回?新築戸建ての打ち合わせ注意点

住宅打ち合わせ中2024

注文住宅を建てる場合、依頼者と施工者で入念な打ち合わせが必要になります。

家は大きな買い物ですし、理想の住宅を建てるために妥協はしたくありませんよね。

しかし、打ち合わせ回数が多すぎて疲れてしまうという人が多いのも事実。

できれば少ない回数で抑え、スムーズに着工へ移りたいと考えるのは当然のことです。

そこで、この記事では注文住宅の打ち合わせ回数の目安や打ち合わせが増えてしまう原因や減らすポイント、注意点について紹介します。

注文住宅の打ち合わせ回数はどれくらい?

打ち合わせしてる人

回数は注文の内容や進捗によっても異なりますが、一般的には10~20回程度の打ち合わせが必要になります。

打ち合わせ回数の具体的な配分としては下記の通りです。

  • 契約前:2~3回
  • 着工前:5~10回
  • 建築中:1~5回
  • 完成後:1~2回

最も打ち合わせ回数が多いのは着工前で、間取り・デザインについて修正や調整を重ね、5~15回程度打ち合わせをして問題がなければ工事に移ります。

建築中は工事の進捗を確認するために打ち合わせが行われ、必要があれば修正を指示します。

その後、引渡し前には1~2回程度注文住宅の最終確認を行い、問題がなければ家が引き渡されます。

注文住宅の打ち合わせ回数が多くなる理由

注文住宅の打ち合わせ回数は、注文内容によって大きく変わりますが、どういった理由で増えるのかよく分からない人は多いかと思います。

ここでは、打ち合わせ回数が増えてしまう理由について解説します。

完成イメージの共有に時間がかかる

図面を描く人

注文住宅の打ち合わせ回数が増える要因として、完成イメージのすり合わせに時間がかかるという点が挙げられます。

施工者に上手くイメージが伝わらなければ、希望とまったく異なる家ができてしまいます。

そうした事態を防ぐためにも、双方が納得いくまで打ち合わせをするというのは重要です。

仕上がりイメージが明確なら少ない打ち合わせ回数で済みますが、完成イメージを持たずに依頼した場合、プラン決めに時間がかかり回数も増えてしまうので注意が必要です。

途中で変更が入ってしまう

打ち合わせの書き出し

はじめは良いと思っていても、時間が経つと気が変わってしまうというのはよくあることです。

変更点が生まれれば修正しなければいけませんが、修正に伴い改めて設計し直す必要があります。

そして、修正が完了してまた打ち合わせ、といったように変更が入ればその分だけ打ち合わせの回数は増えていきます。

新築時に打ち合わせ回数を減らすポイント

打ち合わせ回数が増えてしまう原因は分かったけれど、減らすポイントが知りたいと言う人も多いでしょう。

打ち合わせは1時間以上かかる場合がほとんどで、そのために時間を捻出するのも大変ですし、双方に負担が増えてしまうので、できれば回数は減らしたいですよね。

そこで、打ち合わせ回数を減らすためのポイントについて解説しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

予算を設定する

計算機で予算の設定する

打ち合わせ回数を減らすためには、まずは予算をしっかり決めておきましょう。

予算をしっかり決めておけば、その予算内でできることが把握しやすくなり、打ち合わせ回数を少なくできます。

完成イメージを決めておく

完成イメージを考える

注文住宅を依頼する際は、完成イメージをしっかり固めておくとよいでしょう。

打ち合わせ段階でしっかり理想を伝えられていれば、それに合わせたプラン設定が可能になります。

家族で意見が食い違って打ち合わせに時間がかからないよう、家族それぞれの希望を事前にまとめ、全員が納得して依頼できるようにしておくとスムーズに打ち合わせを進められます。

優先順位を明確にする

せっかく注文住宅を購入するならこだわりを全て盛りこみたいものですが、予算の都合上で叶わないことがあるというのも理解しておきましょう。

絶対に外せないという部分を決めて、それ以外は状況に応じて妥協するといったように、優先順位を決めておくと円滑に打ち合わせを進められます。

実際の住宅設備をチェックしておく

住宅設備チェック2024

注文住宅を作る際、住宅設備はカタログで決めるものですが、実際に設備や建具などを見てみるとイメージと違うという場合もあります。

色や質感、使用感などを事前に知っておくためにも、サンプルをチェックしたりショールームを活用したり、実物に触れておくとよいでしょう。

注文住宅の打ち合わせに関する注意点

打ち合わせでストレス

注文住宅の打ち合わせで気を付けておきたい注意点は以下の通り。

  • 不安なところはそのままにしておかない
  • 記録を取っておく
  • 打ち合わせで追加費用がかからないか確認する

打ち合わせの回数が増えると、なかなか上手く決まらないというストレスで疲れを覚える人は多いものです。

疲れてしまって億劫になり、担当者から進められたものをそのままに受け入れてしまうと、実際にできてからイメージと違うという事態になりかねません。

不安点や疑問点は質問して解消し、理想通りの家が建てられるように担当者との打ち合わせに挑みましょう。

そして、打ち合わせ内容はしっかり記録を取っておくのがおすすめです。

意思の疎通ができておらず、後からトラブル発生というのが一番避けたいポイント。言った言わないの水掛け論にならないよう、ちゃんと記録に残しておきましょう。

基本的に注文住宅の打ち合わせは無料で行われますが、なかには「〇回以上は有料」「初回打ち合わせで作った間取りを変更すると費用がかかる」という業者もあるので注意が必要です。

そういった業者だからダメというわけでは決してありませんが、事前に詳しい説明がなされず打ち合わせがはじまってしまうというケースも少なくありません。

打ち合わせに入る前にしっかり確認し、納得したうえで依頼しましょう。尚、山京建設の打ち合わせは何回でも無料で対応。納得いくまで悩んでいただき、理想の家づくりをしていただけます。

納得いくまで打ち合わせをして理想の家を!

納得して握手

打ち合わせが多すぎて疲れるという人も多いですが、家は一生のうちで最も大きな買い物といっても過言ではありません。

しっかり納得いくまで相談し、理想の家を建てられば「こうしておけばよかった」「ここが気に入らない」といったように、後悔してしまう可能性を減らせます。

そのうえで、できる限り打ち合わせ回数を減らしたい、効率よく打ち合わせを進めたいという人は、この記事を参考にしてみてくださいね。