大胆さと繊細さをあわせ持つ、賢い家づくり。手を抜かず。妥協せず。
閑静な住宅街、小高い土地に見えてきたのは、レンガをあしらったナチュラルテイストの清楚な外観。そしてふわふわと宙を舞うシャボン玉(お子様がシャボン玉で遊んでいらっしゃいました)!
ご家族が増えたことが家づくりのきっかけだったK様。インタビュー中は終始、愛情が溢れ賑やかだったご家族に、家づくりの体験談をNGなしでインタビューしてきました。
もくじ
制限がある中でも妥協しない家づくりを
高い建造物がほとんど見えない、優雅で落ち着いたエリアにK様ご一家の新居がありました。
柔らかな曲線を描く階段、レンガの茶色と白い壁、青々とした芝や色鮮やかな植栽・・・優しいエクステリアの印象は、家の中に入っても途切れることなく続きます。
「こだわりが強かったので、山京建設さんを選んで良かったです!」そう口を揃えておっしゃるK様ご夫婦の家づくりは、実は期限付きの短期決戦でした。
限られた時間を有効に使い、目いっぱいこだわりを詰め込んで完成させたK様ご一家のマイホーム。その家づくり体験談、ぜひ最後までご覧ください。
・お施主様:K様
・家族構成:ご夫婦+お子様2人(4人家族)
家族が増えて住まいが手狭に
以前お住まいだったのはマンションですか?一戸建てですか?ご不便を感じられていた点はあったのでしょうか?
お施主様
以前は賃貸のマンションに住んでいました。
夫婦2人で住むぶんには快適でしたが、子どもが増えたことで手狭になったんですよね。
子どもが生まれて荷物が増えて、1部屋をほぼ物置として使うような状態で・・・。子どもが遊ぶスペースも欲しかったですし、もう少し広さが欲しいと思いました。
それに、マンションはどうしても上下階の音が気になるんですよね。他の住人の音も気になりますが、うちの子の夜泣きにもドキドキして。
私たちが住んでいたマンションは寒さはそれほど感じないものの、換気がうまくいかないのか?熱がこもるような感じで、窓を開けても空気がきちんと循環しない構造だったんです。
そういったマンション住まいのときの悩みや不満は、新居で全て解消しました!
実は、引っ越したら子どもが「前の家に戻りたい」と言い出すかもしれない・・・と、少し心配していたのですが、全くそんなことはなくて、工事をしているときから「新しいおうち行こう!」ってすごく気に入っているんですよ(笑)。
新しい家での生活が嬉しいみたいで安心しました。
最初から一戸建ての注文住宅をご希望されていたのでしょうか?
お施主様
最初はマンションを中心に探していました。
ただ、いくつか見てみたのですが、どこも狭くて金額が高いんですよね。
それで、建売住宅も見たのですが、そっちもピンとくるものがない。
ほとんどが2階リビングの3階建てという物件で、全体的にコンパクトな印象。隣家との距離が近い物件も多かったんです。
2階リビングが絶対に嫌というわけではなかったのですが、「荷物を持って上がるのが大変」という話を知人から聞いたことがあったので・・・できればリビングは1階が良いな、という気持ちはありました。
うちの場合、仕事の関係でどうしても4月には引っ越しを完了していなくてはならなかったんです。時間的にあまり余裕がない中、最終的にたどり着いたのが一戸建ての注文住宅でした。
こだわりが強いからこそ山京建設に
「時間制限付きの家づくり」だったんですね。注文住宅を建てるにあたって、山京建設以外に相談されましたか?
お施主様
山京建設は、土地探しでお世話になった不動産屋さんからの紹介でした。私たちの要望やイメージを伝えたら、山京建設を紹介してくれたんです。
他社もいくつか、ホームページを見たり資料請求をしたりしたものの、そもそも建物単価が高すぎたり、あとは自由度が低かったり・・・。
もともと決められているシリーズの中から選んで、建材や仕様を好きに選ぶことはできても、細かい要望までは聞いてもらえないハウスメーカーも多くて、私たちの要望を全て叶えることは難しそうでした。
それに比べて、山京建設は自由度が高い。
それにこちらの話をじっくり聞いて、一緒に考えてくれる姿勢はすごく良かったですね。
佐野(山京建設 設計士)さんはアイデアマンというか、引き出しがすごく多くて、私たちが漠然と「こんな感じにしたい」「こういうイメージを持っている」とお伝えすると、多角度から提案してくれました。
土地の高さや近隣住宅の様子を実際に見に来てくださって、「ここは曇りガラスのほうが良いと思います」「この高さなら大丈夫です」といった具体的なお話をしてくれますし、「やめたほうがいい」ということも、はっきり言ってくれるんです(笑)。
例えば2階の間取りを決めるとき、「家族の生活動線が集中して、使いにくくなる可能性がある」と、実際の生活を考えて設計してくれましたし、ドアの方向なども細かく配慮してくれました。
間取りは初めから大まかに決まっていたのでしょうか?
お施主様
「開放感が欲しい」「天井を高くしたい」といった大まかな要望はありましたが、具体的なプランは定まっていなかったですね。
でも、漠然としたイメージをお話しすると、それを元にいくつもいくつも間取り図を描いてくださいました。
リビングの吹き抜けも最初から希望していたわけではないのですが、話を進めるうちに最終的に吹き抜けにすることに。
あるときを境に、「どうせ注文住宅なんだから、思い切ってやっちゃえ!」というモードに入った気がします(笑)。そこから、せっかく注文住宅を選んだんだからと、振り切って考えられるようになりました。
吹き抜けは上下階の音が気になるかも・・・という心配もありましたし、2階部分が1部屋少なくなってしまうこともあり、最初は悩みました。
とはいえ、吹き抜けにすることで家族が家のどこに居てもお互いに存在を感じていられますし、やっぱり開放感が格段に上がりますよね。
吹き抜けの広さ・サイズもいろいろ考えましたが、佐野(設計士)さんが「中途半端なサイズにせず、どうせなら広く取ったほうが良いと思います」と助言してくれて。
この大きな窓、思い切ったサイズだと思いましたが、しっかりと採光できますし、開放感が大幅アップですね!
お施主様
上部の大きな窓は、佐野さんが「この位置なら(近隣の目も気にならないので)この大きさの窓でも大丈夫です!」と言ってくれたんですよ。
ある一定の場所から窓を見上げると、他の家も電線も一切見えない、窓一面空だけの眺めになるんです。天気の良い日なんて最高です!
手を抜かず、妥協せず
ホワイトと木目を組み合わせたナチュラルな雰囲気は、最初からのイメージでしたか?また家づくりを進める際、どんなものを参考にしましたか?
お施主様
最初から、「落ち着いていて温もりを感じる家」というイメージは持っていました。
家づくりで参考にしたのはSNS。雑誌も少し見てみましたが、ほぼほぼInstagram(インスタグラム)ですね。
欲しい情報にすぐ手が届くので、SNSは本当に便利でした。
思い描くイメージが夫婦お互いに近かったので、あまり揉めることもなかったですが、キッチンの色は夫婦で意見が分かれましたね。
グレー系か?ベージュ系か?なかなか決められずに展示場に何度も見に行ったのですが、最終的にグレーを選択。空間を引き締めるアクセントカラーになったので、この色にして良かったと思っています。
ちなみに、洗面台やトイレなどの水回りは特にメーカーを統一していないんですよね。
ひとつひとつこだわりが強かったので、何度もショールームに足を運んで慎重に選んでいきました。手を抜かずこだわって選んだので、どれも後悔はありません。
ちなみに1階のトイレは、朝家を出る前に使うところなのでフレッシュな気持ちになれるような雰囲気に。反対に2階のトイレは寝るときに使うので、夜にマッチするような落ち着いた雰囲気にしています(笑)。
家づくりは決めることがたくさんありますが、他に迷った部分はありますか?
お施主様
多少迷うことはありましたが、山京建設は実際に同じ建材を使用している家の写真をたくさん見せてくださるので、ひとつひとつの決断は早かったですね。
スタッフの方皆さんが、意見をはっきりと言ってくださるし、メリットとデメリットを具体的に教えてくださるので、イメージをしっかりと持って決めていけたのはすごく良かったです。
私たちも、イメージと違うものについては「ちょっと違います」と言いやすい雰囲気があったのも良かった。
そうやってちゃんとお話しができたことが、結果的にスムーズな家づくりに繋がったんだと思います。
こだわりはたくさんあると思いますが、特にお気に入りのポイントはどこでしょうか?
お施主様
2階の洗面台の照明はすごく気に入っています!
まるで水面のようにユラユラと光が反射する照明と、クロスがそれぞれ引き立て合ってすごく素敵な仕上がりになりました。
1階の玄関を入ってすぐの洗面所は、利便性はもちろん、子どもたちに「帰宅したらすぐ手を洗う」という習慣をつけさせたいという思いもあって設置。
洗面台の目隠しとして壁ではなくルーバーを入れ、ほど良く仕切ってもらったのですが、ルーバーから漏れる照明の光が天井に反射して、すごく雰囲気が良いんです。
これは意図したわけでなく、偶然だったんですけどね(笑)。
キッチン横のキッズスペース内の段差も、偶然できたもの。リビング側の壁に収納をつけたことで、裏側にベンチのような高さの段差が生まれたのですが、それがちょうど良い高さなんです。
子どもたちがテーブル代わりに使うこともありますし、祖父母が来たとき、そこに座って子どもたちと遊んだり。すごく重宝しています!
浴室周りの脱衣所と洗面所を分ける、というのは最初からの希望でした。
子どもが小さいときは気にならないと思いますが、大きくなったら別々に使いたいですもんね。
造作でカウンター棚を造ってもらい、下部は収納スペースとして、上はアイロン台としても使えるように。必要な物を必要に応じて分けて収納できるスペースがあると、生活はすごく便利になりますね。
玄関~リビング~洗面・脱衣所、と1階全体をぐるっと回れる間取りにしてもらったのも、本当に利便性が高いです!
リビング階段も最初からの希望ですか?
お施主様
そうです。子どもたちが大きくなったとき、帰宅して家族と顔を合わせず2階に・・・ではなく、ほんのわずかでも顔を合わせて様子が伺えるのは安心だと思いました。
これから子どもたちもどんどん成長しますし、家族の生活スタイルにも変化が出てくると思いますが、そういったことも見越した家づくりができたと思います。
家族全員が快適で楽しい家
ちなみに、妥協した点や後悔はありませんか?
お施主様
やりたかったけどやれなかった、というものはないですね!
ただ、欲を言えばパントリーをもう少し広くしたかったのと、ゲストルームが取れれば良かったというのはあります。吹き抜けとゲストルームを比較して、吹き抜けを選んだので。
ファミリークローゼットも欲しかったのですが、その代わりに造ったキッズスペースは子どもたちのお気に入り空間になったので、これはこれで良かったかなと(笑)。
階段下にあたるので天井が低いのですが、それが良い感じに秘密基地っぽくなって、すごく楽しいみたいですね。
総合的に見て、マイホームは大満足!コンセントもたくさんつけてもらっていますし、収納もたっぷりです。
帰宅してそのまま上着を収納できるスペース、ルンバ基地、うちは書籍が多いのでそれを保管する廊下の収納、3畳ほどある小屋裏収納と、本当に充分すぎる収納を造ってもらっています。
マンションに住んでいるとき、収納しきれず乱雑になっているのが嫌だったので、今はすごく快適です。
バスルームもお願いして広く造ったので、子どもたちとお風呂に入るのも楽ですね。
最終的に最高の間取りに
打ち合わせはどのくらいの頻度で行っていましたか?
お施主様
遠方に住んでいたので、打ち合わせは極力少ない回数にしてもらいました。
月1回ほどのペースだったと思いますが、回数が少ない分、1回の時間をしっかり3~4時間取っていただいて。
子どもがまだ小さいので、祖父母に預けて打ち合わせに臨んだこともありますよ。
そうですよね。ご遠方からご足労いただき、ありがとうございました!ちなみに、山京建設の提案力はいかがでしたか?
お施主様
それはそれは、ありがたかったです!
何度も何度も、ちょっとずつ間取りを変更してもらって、とても申し訳なかったのですが、最終的に最高の間取りになりました。
山京建設のスタッフさんに相談すると、すぐに返事をしてくれるのもすごく安心できましたね。
毎回、新しい間取り図を見るのが楽しみで楽しみで・・・。
まるで学生時代に好きな人から届いたメールを開くような、それくらいのドキドキワクワクがありました(笑)!
そういったことも、家づくりの楽しさですね!山京建設にお願いして良かったと、心から思っています。
私たちも二人三脚で進めた家づくり、楽しかったです!なにしろご家族が笑顔で新しい暮らしを楽しんでいらしていることが嬉しいです。これからもお住まいのことでご要望やお悩みがあれば、いつでも私たち山京建設にご相談くださいね。本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました!
インタビューを終えて
K様の家づくりは、決して時間的に楽なものではなかったと思います。
しかし時間的な制限がある中でも、ひとつひとつ妥協することなく、ぶれないイメージとご家族にとって最良の家を造ろうという熱意を持ち、さらにご家族で楽しもうとする姿勢があったからこそ、一切の後悔がないマイホームが完成したのでしょう。
家一軒を造ろうとすれば、膨大な数の決定事項があり、実際に苦労されたことや悩まれたことも少なくないはずです。
それでも、きちんと5年先、10年先・・・と、ご家族の未来を想像し、変化を見据えたプラン設計をされていたのには脱帽。
意図せず生まれ、結果的に良かった箇所がいくつかあったと仰っていましたが、それもK様が家づくりに向き合い、手を抜かずに考え尽くしたからこその賜物。そんなお住まいで、たくさんの笑顔を作っていただきたいと思います。
いただいたこのご縁を大切に、これからも住まいに関することを全力サポートさせていただきますので、どうぞ末永くお付き合いください。
家づくりは究極の楽しみ!ライフスタイルを丁寧になぞり、暮らすイメージを膨らませ…(インタビュー)
コンセプトを具現化した注文住宅の好例!織り上げるように、イメージをカタチに(インタビュー)